明治安田生命J1リーグでは3日、第26節のヴィッセル神戸vs京都サンガF.C.が行われた。
2試合連続ドロー中の2位・神戸が、連勝中の14位・京都をホームに迎えた一戦。神戸は大迫勇也や佐々木大樹、山口蛍ら、京都は豊川雄太や原大智、川﨑颯太らを先発起用した。
開始から集中したチェックを見せる京都は6分に相手のミスを突いて先制。GKク・ソンユンが大きく蹴り出した流れから最終ラインの初瀬亮がクリアしようとするがボールにミートせず。ボックス手前右でボールを持った原が中央に切り込んで左足を振り抜くと神戸DFに当たったシュートがゴールに吸い込まれる。
それでも神戸は18分に反撃。左サイドの汰木康也が右足でクロスを蹴り込むと京都DFに当たったボールがボックス内にこぼれる。反応した川﨑修平が左足を振り抜いてゴールに突き刺した。川﨑修にとってはこれがJ1リーグ初得点となっている。
逆転を目指す神戸は後半開始時に汰木に代えてジェアン・パトリッキを投入。するとこの交代が功を奏する。52分、ボックス左に抜け出したパトリッキが福田心之助を背負いながらも上手く身体でブロックして左足を強振。逆転弾を決め切る。
その後、京都は積極的に選手を入れ替えながら再び同点に戻そうとしたもののそれは叶わず。神戸がリードを保ったまま試合を終えた。
この結果、神戸は3試合ぶりの白星かつ4試合無敗に。勝ち点を52に伸ばし、横浜F・マリノスの「50」を上回って首位に浮上した。一方の京都は3試合ぶりの黒星を喫している。
■試合結果
ヴィッセル神戸 2-1 京都サンガF.C.
■得点者
神戸:川﨑修平(18分)、ジェアン・パトリッキ(52分)
京都:原大智(6分)


