明治安田生命J1リーグは14日、第25節の鹿島アントラーズvsアビスパ福岡が行われた。
直近のリーグ戦で5試合無敗かつ連敗中でレネ・ヴァイラー監督との契約を解除した5位・鹿島。岩政大樹監督の初陣では鈴木優磨や土居聖真、樋口雄太らが先発起用された。
対する12位・福岡は前節5試合ぶりの敗戦。今節に向けてはルキアンやジョン・マリ、城後寿らをスタートから送り出している。
開始から一進一退の攻防が続く一戦は10分に動く。ボックス右でトラップ際に縦の突破を図った鈴木が右足で中央に蹴り込むと平塚悠知に直撃。軌道の変わったボールがゴールに吸い込まれて鹿島が先制する。
反撃に出る福岡には27分に決定機。右サイドのジョルディ・クルークスが供給したクロスにジョン・マリが頭で合わせると左ポストに直撃したが、得点には繋がらなかった。
ビハインドの福岡はハーフタイムに輪湖直樹に代えて柳貴博を投入するが比較的鹿島が攻勢を強めていく。それでも1点差のスコアが続く中、互いに交代策を駆使して次の得点を目指す。
すると、試合終了間際に鹿島のカウンターから独走したエヴェラウドが追加点をマーク。そのまま試合を終え、鹿島は岩政監督の初陣で6試合ぶりの白星を飾ることに成功した。一方の福岡は連敗を喫している。
■試合結果
鹿島アントラーズ 2-0 アビスパ福岡
■得点者
鹿島:オウンゴール(10分)、エヴェラウド(90+3分)
福岡:なし
