明治安田生命J1リーグでは26日、第25節のFC東京vsヴィッセル神戸が行われた。
前節3試合ぶりの黒星を喫した10位・FC東京と、前節を引き分けで終えて2位に後退した神戸による一戦。FC東京のホームゲームであるこの試合は国立競技場で行われた。
FC東京はディエゴ・オリヴェイラや仲川輝人、松木玖生らを先発起用。対する神戸は大迫勇也や武藤嘉紀、大﨑玲央らをスタメンで送り出している。
試合の序盤は中盤の攻防が続く中で神戸が高い位置まで侵攻する回数でやや上回る。14分には大迫の落としに反応した山口蛍がボックス中央浅い位置で左足を振り抜いたがGK野澤大志ブランドンに対処された。
試合は18分に動きを見せる。バックパスを受けたGK前川黛也に対して渡邊凌磨が追いかけてプレス。中央に縦パスが出されたところを仲川がカットしてボックス右から中央へと渡す。ワントラップしたD・オリヴェイラが右足の丁寧なシュートで確実にネットを揺らした。D・オリヴェイラにとっては2試合連続の得点となっている。
直後に獲得した右CKから同点を目指す神戸だが武藤のヘディングシュートはバーに直撃。さらに29分には大迫からのスルーパスを受けた汰木康也がシュートを浴びせるが右ポストに嫌われたうえにオフサイドフラッグが上がる。
対するFC東京もD・オリヴェイラや俵積田晃太にボールをつけたところから何度か決定機を作っていくが追加点とはいかず。それでも神戸にも得点を許さないままリードしたまま試合を折り返した。
ビハインドの神戸は後半スタート時に大﨑に代えて扇原貴宏を投入。しかし、FC東京がボールを持つ時間を増やしていく中で神戸はなかなかカウンターを遂行できない。58分には2枚目のカードで汰木に代えて新井瑞希を起用する。
後半半ばにはFC東京に決定機。左サイドバックで先発している長友がピッチ中央付近でボールを持つとそのままボックス右へ侵攻する。左足のアウトでクロスを上げると本多勇喜の左腕にボールが直撃。このプレーは一度流されたもののVARオンフィールドレビューによってPKの判定に変わった。しかし69分、キッカーを務めた松木のシュートはGK前川に阻まれる。
FC東京はPKの直前にD・オリヴェイラと俵積田、東慶悟に代えてジャジャ・シルバとアダイウトン、原川力を起用。一方の神戸も佐々木大樹に代えてジェアン・パトリッキと、攻撃のテコ入れを図る。
その後も互いに交代策を駆使していく中で後半ATにボックス内で木村誠二がジェアン・パトリッキを倒したとして、VARオンフィールドレビューの末にPKの判定に。キッカーの大迫が確実に沈めて3戦連発の今季19点目とした。
しかし100分、左サイドでボールを持ったアダイウトンがドリブル突破から独力でボックス左へと侵攻。そのまま右足を振り抜いて劇的な勝ち越し弾とした。それでもドラマはまだ終わらない。104分、ボックス右で浮き球のボールに反応した大迫が頭で中央へと折り返す。山口が右足のボレーシュートを突き刺して土壇場で振り出しに戻す。
そのまま試合が終了し、FC東京は2試合未勝利、神戸は2試合連続ドローとなった。勝ち点1を獲得した神戸は2位をキープしたものの、今節敗れた首位横浜FMとの勝ち点差は「1」となっている。
■試合結果
FC東京 2-2 ヴィッセル神戸
■得点者
FC東京:ディエゴ・オリヴェイラ(18分)、アダイウトン(90+10分)
神戸:大迫勇也(90+2分)、山口蛍(90+14分)




