20230819_Nagoya(C)Getty images

残り10戦へ優勝へのラストピースとなれるか…名古屋デビューのMF久保藤次郎「ものすごく悔しい思いをした」

名古屋グランパスでのデビューを飾ったMF久保藤次郎が、悔しさと手応えを口にしている。

名古屋は18日、明治安田生命J1リーグ第24節で浦和レッズと対戦。試合では早々の11分にホセ・カンテの強烈な先制弾を決められたが、後半に名古屋が攻勢をかける。78分には野上結貴との交代で久保が送り出された。

24歳の久保は今夏に藤枝MYFCから名古屋へと完全移籍加入。この試合が名古屋での初出場かつ、J1リーグデビューとなったが、積極的にボールに絡んで攻撃性能の高さを見せつけた。

後半ATには右サイドからダイアゴナルに走り込んで稲垣祥からの縦パスを引き出す。そのままボックス右からシュートを浴びせたが、枠を捉えることはできなかった。名古屋は最後までネットを揺らすことができず、試合には0-1で敗れている。

試合後のメディア対応にて、久保は「最後のところ、優勝争いをしているチームにとってはすごく大きな1点になったと思うので、そこは申し訳ない気持ち」と反省を口に。一方で、自身の特徴をアピールできた手応えも語った。

「ロッカーに帰ってから色んな選手と話をしましたけど、『ああいうドリブル持ってんの? 』とか、そういう反応があったり、試合に出ないと自分のプレーは分かってもらえないと思うので、今日に関しては本当にドリブルとクロスと、あとはああやってゴール前に入っていくプレー。自分の持っているもの、藤枝で学んできたものはそれなりに出せました。15分くらいのプレー時間でしたけど、自分が持っているものを知ってもらうには十分なプレーだったかなと思います」

また、長谷川健太監督は試合後の会見で「最後に決めてくれれば何も言うことは(笑)。久々にずっこけちゃいましたけど」と久保のプレーに言及。「あそこまで行く過程はいい。練習で合わせ切れなかった部分もあるので、今日ああいう活躍をしてくれたのは、他の選手もああいうプレーをするんだなと分かったと思う」と、持ち味を発揮したことを喜んだ。

久保当人も「デビューでものすごく悔しい思いをしたので、今後に繋げるのが勝負になってくる」と、積み上げができたうえでの今後が重要になると強調。J1リーグも残り10試合となっているが、今節をまだ終えていない首位・ヴィッセル神戸、2位・横浜F・マリノスとの勝ち点差を暫定で「2」としている名古屋の中で、久保ら夏の新戦力たちは決定的な役割を果たしていくことができるのだろうか。

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