明治安田生命J1リーグでは7月31日、第23節の清水エスパルスvsサガン鳥栖が行われた。
他クラブが前30日に今節を消化し、17位・ヴィッセル神戸を勝ち点差1で追う暫定最下位・清水が、直近3試合未勝利の9位・鳥栖と対戦した。
清水はチアゴ・サンタナや松岡大起らをスタメン起用したほか、新加入MFヤゴ・ピカチュウを先発でデビューさせた一方、乾貴士と北川航也はベンチスタートに。対する鳥栖は代表帰りの岩崎悠人や宮代大聖、福田晃斗らをスタートから送り出している。
試合は開始早々の4分に動きを見せた。ボックス左でロングボールを収めた岩崎がバウンドに合わせて右足を一閃。先制点をネットに突き刺した。
その後も主導権を握る鳥栖は30分にショートカウンターを発動。新加入の長沼洋一が高い位置でボールを奪取したこぼれ球を宮代が拾って素早くスルーパス。自ら走り込んでいた長沼がボックス右から右足でニアを射抜いて新天地での初弾とする。
前半終盤に攻勢をかける清水は43分にボックス内の混戦からT・サンタナがシュートを浴びせるが枠を捉えられず。2点差のまま試合を折り返した。
清水は後半開始早々も山原怜音がボックス手前中央から強烈なミドルシュートを繰り出すものの枠を越えていく。リードを保ちたい鳥栖は57分に森谷賢太郎と長沼に代えて堀米勇輝と本田風智を送り出す。
しかし62分、左サイドでボールを持った山原が切れ味鋭いドリブルで深い位置まで侵攻。中央への折り返しに白崎凌兵がヒールで合わせようとしてわずかに触れるとDF田代雅也に当たったボールがゴールに吸い込まれた。
追いつきたい清水は直後に3枚替えを敢行。 神谷優太、後藤優介、ピカチュウに代えて北川、乾、カルリーニョス・ジュニオを投入した。今夏復帰した北川と新戦力の乾という日本代表、海外クラブでのプレーを経験したタレントの同時起用にスタジアムが沸く。
ここからさらにギアを上げてチャンスを増やしていく清水だったが、終盤の80分にボックス手前中央で前を向いた堀米が左足でシュート。強いカーブのかかった一撃を沈めて再び2点差に戻した。
それでも直後、ボックス手前まで抜け出したT・サンタナが飛び出したGK朴一圭と交錯しながらも横パスを供給。北川が無人のゴールに確実に流し込んで再び1点差とした。
そして84分、左サイド浅い位置でボールを持った山原が速いクロスを供給。足元で合わせたT・サンタナが強烈なシュートを飛ばしてついに同点となる。
試合は最終的に同点で終了。清水はジュビロ磐田に抜かれる形で最下位に沈んでいるが、連敗を回避して神戸と勝ち点21で並んだ。一方の鳥栖は4試合未勝利となっている。
■試合結果
清水エスパルス 3-3 サガン鳥栖
■得点者
清水:白崎凌兵(62分)、北川航也(81分)、チアゴ・サンタナ(83分)
鳥栖:岩崎悠人(4分)、長沼洋一(30分)、堀米勇輝(80分)
