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横浜F・マリノス退団のマルコス・ジュニオールにマスカット監督「思い出に必ず残っている選手」

横浜F・マリノスを率いるケヴィン・マスカット監督が、チームを去る功労者への感謝を語った。

横浜FMは12日、明治安田生命J1リーグ第23節でガンバ大阪と本拠地・日産スタジアムで対戦して2-1で勝利。65分にはエウベルが2枚目の警告を受けて退場となったが、アンデルソン・ロペスが51分に記録したPK弾によるリードを守り抜いた。

4試合ぶり白星を飾った後、フラッシュインタビューに応じたマスカット監督は、5月20日に行われたリーグ前半戦の第14節G大阪戦でも59分に警告2枚で松原健が退場となっていたことを振り返りつつ、勝利を喜んでいる。

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「G大阪戦、これで2回目なんですけど、また一人少ない状況での戦いになりました。全体的に見ても自分たちがコントロールできた部分は多くて、ボールを持ってないところでもしっかりオーガナイズできたりとか、攻撃に入った時もそうですけど、一人少ない状況でも自分たちがよりエナジーを吹き込む、しっかり最後の最後までやり切る、そういうところがしっかり出せた90分だったと思います」

また、G大阪戦後には、メンバー入りはしていなかったもののマルコス・ジュニオールがファン・サポーターに向けた別れの挨拶を実施。2019年、2022年のリーグ制覇に貢献した同選手は、11日にサンフレッチェ広島への完全移籍が発表されており、このタイミングが移籍前時点で横浜FMサポーターに会う最後の機会となった。特に2019年には得点王に輝いた30歳MFとの別れに際し、マスカット監督はその功績を称えている。

「今日最後になるマルコス(ジュニオール)が去ってしまいます。彼が残した功績という部分では素晴らしいものがありますし、彼はこのクラブから去ってはしまいますが、皆様の思い出に必ず残っている選手の一人になると思いますので、本当に勝てたことが嬉しかったです」

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