明治安田生命J1リーグは9日、第21節のジュビロ磐田vsヴィッセル神戸が行われた。
連敗中の昇格組・16位磐田と、前節に今季初連勝を飾って17位に浮上した神戸による一戦。磐田はジャーメイン良や大森晃太郎、遠藤保仁ら、神戸は武藤嘉紀やアンドレス・イニエスタ、山口蛍らを先発起用して下位直接対決に臨んだ。
試合は立ち上がりから神戸がクオリティを発揮していく。8分、左サイド浅い位置でボールを持ったイニエスタのスルーパスに武藤が抜け出す。ボックス内でGK三浦龍輝までもをかわしたが、シュートは決死の戻りを見せたリカルド・グラッサにブロックされた。
15分にも左サイドのイニエスタがボックス左にスルーパス。またしても抜け出した武藤が中央に折り返すと、飛び込んだ山口が押し込んだもののこれはオフサイドと判定される。
磐田も前半の半ば過ぎから徐々にサイドを起点として押し返し始めるが得点には至らず。スコアレスで試合を折り返すとハーフタイム中にジャーメインに代えて上原力也を送り出す。
しかし、神戸は後半に入って再びギアを上げていく。イニエスタを中心に矢継ぎ早にチャンスを作ってボックス内に侵攻していくが、なかなかシュートまでは至らない。
その後、選手を入れ替えながら先制点を目指す両チーム。磐田は60分に鹿沼直生に代えて金子翔太、神戸は64分に小田裕太郎とイニエスタに代えて大迫勇也と佐々木大樹を起用した。
一進一退の攻防が続く中でより多くゴールに近づく神戸。70分にはボックス左でボールを持った汰木康也がドリブルで中央に持ち運んでシュートを浴びせたがR・グラッサが頭で弾く。ピンチも目立つ磐田だがR・グラッサの奮闘が目立つ。
しかし直後、力を発揮してきた磐田DFにとっては報われない展開に。ボックス右でボールを持った武藤をR・グラッサが倒してしまいPKの笛。キッカーの大迫が確実に決めて神戸が貴重な先制点を奪取した。
ここから一気に流れが神戸に傾く。今度は左サイドでボールを持った武藤の突破に山本義道が対応して倒してしまう。またもファウルの笛が鳴るとVARオンリーレビューに少なくない時間が割かれたが、今度はボックス外だったとしてPKは免れる。
しかし、磐田が同点弾を決めることもできないまま試合が終了。この結果、神戸は3連勝によって暫定16位に浮上して自動降格圏を脱出した。対する磐田は17位に沈み、翌10日に行われる最下位・清水エスパルスの試合結果次第でさらに転落する可能性も出ている。
■試合結果
ジュビロ磐田 0-1 ヴィッセル神戸
■得点者
磐田:なし
神戸:大迫勇也(76分)
