明治安田生命J1リーグは19日に開幕節が行われ、ガンバ大阪と鹿島アントラーズが対戦した。
いよいよスタートした2022年シーズンのJ1リーグ。新たに片野坂知宏監督を迎えたG大阪では、GK東口順昭がベンチ外に。前線に宇佐美貴史やパトリックらが入った。一方、レネ・ヴァイラー監督を迎えた鹿島では、鈴木優磨や荒木遼太郎らが前線に並んでいる。なおヴァイラー監督は未だ入国ができていないため、岩政大樹コーチが監督代行として指揮を執っている。
試合開始直後にG大阪がゴールに近づいたと思えば、3分には鹿島の荒木遼太郎に決定機が訪れるなど、激しい立ち上がりとなった名門対決。8分にはパトリックのヘッドが枠をとらえたが、GKクォン・スンテがファインセーブ。互いに決定機を作りつつ、両GKが奮闘する好ゲームとなる。
すると20分、鹿島が先制に成功。中盤からディエゴ・ピトゥカがスペースへパスを出すと、右に流れながら受けた上田綺世が難しい体勢から右足を一閃。鋭いシュートがネットに突き刺さった。しかし、G大阪もすぐさま反撃。26分、CKのこぼれ球をボックス外から小野瀬康介がシュート。難しいバウンドに丁寧にあわせつつ、豪快にネットを揺らしている。両チームともにスーパーゴールで、1点を取り合う展開となる。
そして30分、鹿島が再び勝ち越し。ハイプレスから土居聖真が相手ボックス内でパスをひっかけてこぼれたボールを、鈴木優磨がワンタッチで流し込んだ。25歳FWにとって2年半ぶりの復帰弾となった。
劣勢のG大阪だが、37分に鈴木優磨と交錯した際に肘を振ったとしてパトリックが一発退場に。さらに厳しい状況に追い込まれる。44分のピンチはGK石川慧がファインセーブで難を逃れたが、苦しい展開のまま前半を折り返す。
後半開始から、G大阪は石毛秀樹に代えて山見大登を、鹿島は関川郁万に代えて三竿健斗を投入。鹿島は47分にまたも敵陣深くでボールを奪い、最後は荒木遼太郎がネットを揺らしたものの、オフサイドの判定でノーゴールとなる。苦しいG大阪は56分、高尾瑠に代えてレアンドロ・ペレイラをピッチに送り出した。その後も両者チャンスを作るなど、激しい展開が続く。
そして66分、鹿島が3点目。中盤でゆったりとしたボール回しからピトゥカが縦パスを送り、荒木遼太郎から最後は上田綺世がこの日2ゴール目を奪った。その後も74分にも決定機を作るなど、主導権を渡さない。
試合はこのまま終了。アウェイの鹿島が3ゴールを奪い、今季白星発進を決めた。一方ホームのG大阪だが、3失点に加え退場者を出すなど、新体制は難しいスタートとなった。
■試合結果
ガンバ大阪 1-3 鹿島アントラーズ
■得点者
G大阪:小野瀬康介(26分)
鹿島:上田綺世(20分、66分)、鈴木優磨(30分)
