明治安田生命J1リーグでは2日、第19節の柏レイソルvs鹿島アントラーズが行われた。
第18節終了時点で首位・横浜F・マリノス(勝ち点37)を勝ち点差3で追う2位・鹿島アントラーズ(勝ち点34)。3位・川崎フロンターレと同勝ち点というし烈な状況かつ、上田綺世のセルクル・ブルージュ移籍が発表された直後の今節、鈴木優磨や土居聖真、仲間隼斗らを先発起用した。
対する柏は前節こそ敗れたもののそれまでは3連勝と好調をアピールして勝ち点30の5位。上位を切り崩すべく臨む一戦には細谷真大や小屋松知哉、マテウス・サヴィオらをスタートから送り出している。
互いにボール支配を争って中盤での攻防が目立つ一戦。13分には右サイドからのクロスに土居が頭で合わせたが枠を捉えられず。対する柏も高い位置まで持ち込む場面はあるもののなかなかシュートまでは至らない。
前半ATにはディフェンスラインからのロングボールを鈴木が頭で落とすとボックス左に走り込んだ土居が一対一を迎えるが、GK佐々木雅士がしのぐ。それでも直後の左CKで樋口雄太のキックにキム・ミンテが頭で合わせ、鹿島が先制点を奪取した。
リードする鹿島はハーフタイム中に安西幸輝に代えてアルトゥール・カイキを投入。しかし、柏が先にチャンスを作る。小屋松のパスに反応してボックス右でボールを持ったM・サヴィオが右足を振り抜いたがGKクォン・スンテに阻まれた。
やや柏がギアを上げながらも一進一退の攻防が続く中で鹿島は59分に土居と仲間に代えてディエゴ・ピトゥカと和泉竜司を投入。柏も61分に細谷と戸嶋祥郎に代えて武藤雄樹と中村慶太を送り出す。
すると、交代策が功を奏したのは柏だった。63分、スローインの流れから右サイドでボールを受けたM・サヴィオが左足でクロスを供給。ボックス内で飛び上がった武藤が頭で同点弾を決めて指揮官の起用にすぐさま応えた。
しかし、鹿島は終盤に勝利への執念を見せる。押し込まれ気味となっていた中で鈴木が強引に突破を図ってボックス内で上島拓巳と交錯して転倒。PKの判定となった82分、キッカーを務めた途中出場のエヴェラウドが力強いシュートを繰り出すと、GK佐々木に触られながらも勝ち越し弾を奪った。
そのまま試合が終了し、鹿島が2試合ぶりに勝利して首位にプレッシャーを与えることに成功。対する柏は連敗を喫して上位陣との勝ち点差を縮める機会を逃している。
■試合結果
柏レイソル 1-2 鹿島アントラーズ
■得点者
柏:武藤雄樹(63分)
鹿島:キム・ミンテ(45+2分)、エヴェラウド(81分)
