FC東京FW俵積田晃太は、頼もしいベテラン勢からのサポートを受けながら着実に幅を広げている。
FC東京は7月1日、明治安田生命J1リーグ第19節で柏レイソルをホームに迎えて1-0で勝利。ピーター・クラモフスキー監督下で2試合連続のスタメン出場を果たした俵積田晃太のアシストから、35分にディエゴ・オリヴェイラが決勝点を沈めた。
この試合で4-3-3の左ウイングにポジションを取り、得意のドリブル突破を再三にわたって縦に仕掛けていた俵積田だが、アシストの場面では内側に切り返してタイミングを外してから右足でクロス。精度の高いボールが、ドンピシャでD・オリヴェイラの頭に合った。
試合後のメディア対応でその部分の判断について問われた俵積田は「自分のドリブルは感覚的な部分もあるので言葉で表すのも難しいですが、感覚でクロスにしました」とコメント。縦への突破が確実に印象づいたところで効果的な選択となっていたが、無意識下で選択した部分もあったようだ。
また、今季トップチーム昇格を果たした俵積田は途中出場から徐々にインパクトを残していたが、柏戦がJリーグ初アシスト。これまで、勝利した試合であろうと自身の数字が残せなければ肩を落としていたが、ようやくほしかった結果を手にすることができた。
「監督が替わったりとか、自分も出られない時期があったりしましたが、今回チャンスをもらって、2試合連続でスタメンで出させてもらいました。これを糧に成長していって、チームの主力にどんどんなれるように頑張りたいと思います」
決定機を確実にものにしたエースFWディエゴ・オリヴェイラも、19歳FWの初アシストに「私も非常に嬉しい」と喜びを示し、「練習に取り組む姿勢も非常に素晴らしい。あの年齢でまだまだ将来が明るいと思っていますし、これからもっともっと成長できると思いますし、素晴らしい選手になっていくんじゃないかと思います」とエールを送った。
俵積田当人もベテラン陣からは「自分のプレーに集中しろと何回も言われている」と明かす。特に左サイドでコンビを組むことが多い長友佑都からは「ボールを持ったら自由にやれ」、「後ろは大丈夫だよ」といった声をよくかけられていると言う。まさに新進気鋭の若手ドリブラーとして積極的な姿勢を目立たせている俵積田だが、百戦錬磨の選手たちもそのポテンシャルの高さに期待を寄せているようだ。




