明治安田生命J1リーグでは28日、第15節の川崎フロンターレvs柏レイソルが行われた。
連敗中の川崎Fが3試合未勝利の柏をホームに迎えた一戦。川崎Fは小林悠や家長昭博、大島僚太ら、柏は細谷真大や仙頭啓矢、小屋松知哉らを先発起用した。
試合は積極的な仕掛けを見せている川崎Fが21分に先制する。柏のスローインの場面で猛プレスをかけた小林が高い位置でボールを奪い切ってボックス左に侵攻し、右足でネットを揺らした。
先制後も優勢を保って決定機を創出していく川崎Fに対して柏は細谷に素早くボールを当てながら反撃を目指す。しかし前半AT、脇坂のポストワークからボックス左で右足を振り抜いた登里享平が追加点を突き刺す。
2点を追う柏は後半スタート時に仙頭と山田康太に代えて武藤雄樹とフロートを投入。後半に入ってリズムをつかむ柏は51分にカウンターを発動させて武藤がボックス手前左からシュートを浴びせたが枠を右に外れる。
対する川崎Fも54分、宮代大聖の落としを受けた大島が巧みなファーストタッチでボックス左に抜け出す。そのまま左足でシュートを放ったが左ポストに阻まれた。
その後、互いに交代策を駆使しながら一進一退の攻防が続くが前半からはなかなかスコアが動かず。結局、川崎Fが無失点で試合を終えた。
この結果、川崎Fは連敗を「2」で止めて3試合ぶりの白星を飾り、9位に浮上。一方の柏は井原正巳監督体制2試合目となるリーグ戦で初黒星を喫して4試合未勝利となり、15位に沈んでいる。
■試合結果
川崎フロンターレ 2-0 柏レイソル
■得点者
川崎F:小林悠(21分)、登里享平(45+1分)
柏:なし
