20230520_Inoue(C)Getty images

ゴラッソ2発の横浜FCが川崎フロンターレ撃破で今季初連勝! 井上技ありボレーに山下衝撃のカウンター弾

明治安田生命J1リーグでは20日、第14節の横浜FCvs川崎フロンターレが行われた。

直近3試合で2勝1敗と調子を上げている17位・横浜FCが、前節の黒星によって連勝が「3」で止まった10位・川崎Fをホームに迎えた一戦。横浜FCは伊藤翔や和田拓也、山根永遠ら、川崎Fは宮代大聖や家長昭博、大島僚太らを先発起用した。

開始からボールを保持する川崎Fが得点を奪えずにいる前半、44分にスコアが動く。横浜FCのカウンターから古巣対戦となっている長谷川竜也がドリブルで運んで右サイドに展開。伊藤の浮き球のパスに反応したボックス左の井上潮音が頭でコントロールして振り向きざまに左足を一閃し、自身のJ1初弾となる先制点を奪取する。

ビハインドで前半を終えた川崎Fだったが後半早々にも横浜FCがカウンターを発動した。右サイドの山根永遠が浮き球のスルーパスを送ると山下諒也が猛ダッシュ。ハーフウェイライン付近、完全に車屋紳太郎の後方からスタートしたところから驚異のスピードで追い抜いてそのままボックス左に侵攻すると、最後はGK上福元直人との一対一を制してリードを広げた。164cmの小兵FWにとってはこれがJ1初ゴールとなっている。

川崎Fは54分に大島と登里享平に代えて瀬川祐輔と佐々木旭、横浜FCは61分に伊藤と長谷川に代えてマルセロ・ヒアンと坂本亘基を投入した。

攻勢を保つ川崎Fは68分にボックス手前やや左でFKを獲得。古巣対決の瀬古樹がキッカーを務めて直接狙うと低い弾道のシュートがゴール右下隅を射抜いて点差を縮める。

終盤にかけても互いに交代策を駆使しながら主導権を握る川崎Fに対して横浜FCがカウンターを狙うという構図が続く。しかし、86分のFKの場面で途中出場した小林悠の至近距離からのヘディングシュートをGKスベンド・ブローダーセンがファインセーブで阻むなど最後まで川崎Fが追いつくことはなく試合が終了する。

この結果、横浜FCは今季初の連勝で17位以上をキープ。対する川崎Fは今季2度目の連敗を喫している。

■試合結果
横浜FC 2-1 川崎フロンターレ

■得点者
横浜FC:井上潮音(44分)、山下諒也(48分)
川崎F:瀬古樹(68分)

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