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20230512_FCtokyo_Kawasaki1(C)Hiroto Taniyama

「おじいちゃん点とったよ! 」「おばあちゃんやったよ! 」27歳でJ1初得点、“苦労人”徳元悠平が捧げる感謝

FC東京DF徳元悠平が、得点を祖父母に捧げるとともにその喜びを語っている。

FC東京は12日、明治安田生命J1リーグ第13節で川崎フロンターレと対戦して2-1で勝利。試合では12分に徳元がボックス左での鋭い切り返しから右足の強烈なシュートで先制点を奪うと、25分にはクロスを供給して安部柊斗の追加点をアシストした。

試合後のメディア取材に応じた徳元は、得点について「喜び方が分からなかったですけど、すごく嬉しかったです」と語り、シュートへの意識が生んだ得点であることを説明している。

「(右足は)逆足でしたのであまり力を入れずにというか、思い切って振り抜いたことが巻きシュートでもなく、なんか変な軌道でいってくれたので良かったです。(クロスではなくシュートを放ったのは)切り替えした時点でクロスを上げてもだめだなと。(会場が聖地の)国立ですし、シュートを打とうというその気持ちだけで振り抜いた一発でした」

また、試合直後のフラッシュインタビューでは最後に「ばあちゃんやったよ! 」と叫んでカメラに笑顔を向けていた徳元。そのことについて問われると、この日の活躍は自身を支えてくれた祖父母へ捧げたと語っている。

「おじいちゃんおばあちゃんっ子で、いつかこういうヒーローインタビューの舞台に立ったら『やったよ! 』という感謝の気持ちを込めてやりたいなと思っていました。1月のキャンプ中に僕をサッカーの道に導いたおじいちゃんが他界しちゃって。二人で本当に僕を親のように支えてくれたので、感謝の気持ちを込めてゴール後に天に向かって『おじいちゃん点とったよ! 』。『おばあちゃんやったよ! 』ってテレビの向こうで見ているおばあちゃんにも」

祖母との思い出については「(高校生の頃に)朝5時からお弁当を作ってくれました」と振り返り、「僕のケガを恐れて試合も見ないくらい」だったと明かす。さらに「本当に子どものように接してくれましたし、その愛がありました」と感謝を繰り返した。

徳元は、出身地の沖縄県のクラブであるFC琉球で2018年にJ3リーグからプロキャリアをスタートし、翌2019年にJ2リーグへと昇格。ファジアーノ岡山での3年間を経て、2023シーズンからFC東京に完全移籍して初めてJ1リーグで戦っている。

川崎F戦での得点は27歳でのJ1初ゴールとなったが、「J3の選手だったり、J2の選手だったりに勇気を、希望を与えられたのかなと思います」と当人も語った通り、徳元の躍動はピッチ内外に大きな影響を与えるものとなった。

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