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川崎フロンターレ、家長アシストから脇坂弾で3連勝! サガン鳥栖に競り勝ち暫定6位浮上

明治安田生命J1リーグでは7日、第12節の川崎フロンターレvsサガン鳥栖が行われた。

連勝中の暫定10位・川崎Fが、前節3試合ぶりの黒星を喫した暫定15位・鳥栖をホームに迎えた一戦。川崎Fは宮代大聖や家長昭博、脇坂泰斗ら、鳥栖は小野裕二や本田風智、河原創らを先発起用した。

試合は序盤から川崎Fが積極的にシュートを浴びせていく。6分には山根視来のクロスに反応したマルシーニョが中央で合わせたがGK朴一圭がセーブ。16分にマルシーニョがボックス左からシュートを放った場面でもGK朴一圭が弾き、こぼれ球を車屋紳太郎が押し込もうとしたところでもキャッチする。

スコアレスで迎えた後半に両チームは1枚ずつを入れ替え。川崎Fは瀬古樹に代えて大島僚太、鳥栖は小野に代えて河田篤秀を投入した。

後半開始早々も川崎Fに決定機。右サイド深い位置で複数の選手が絡んで崩すと山根が中央マイナス方向に折り返す。ニアの大島がスルーして背後から走り込んだ車屋がボックス中央で左足を強振。しかし、強烈なシュートはバーに嫌われる。

試合は52分に動きを見せた。右サイドで幅をとっていた家長が鳥栖の選手たちを引き付けて左足で浮き球のパス。ボックス内に走り込んだ脇坂が右足で上手く合わせて先制点を奪取した。

反撃に出る鳥栖も55分のカウンターで本田が自陣からドリブルでボックス内に侵攻。川崎FのDFに囲まれたところで巧みなフェイントによって複数の選手かわし切って左足でシュートを浴びせたが、決死に食らいついたジョアン・シミッチがスライディングで阻む。

追う展開の鳥栖は62分に2枚替え。岩崎悠人と森谷賢太郎に代えて手塚康平と堀米勇輝を送り出す。対する川崎Fも68分にマルシーニョに代えて遠野大弥を投入する。

鳥栖は75分のFKからセカンドボールを回収した流れで川崎F陣内中央の菊地泰智がボックス内に蹴り込む。ボックス右に残っていた田代雅也がヘディングシュートを浴びせたが力を込め切れずGK上福元直人に対処される。

川崎Fは78分に家長と脇坂に代えて小林悠と橘田健人を起用して追加点を目指しつつ試合を締めに入った。そして、鳥栖がネットを揺らすことはないまま試合を終える。

この結果、川崎Fは3連勝で暫定6位に浮上。一方の鳥栖は連敗を喫して暫定15位のままとなっている。

■試合結果
川崎フロンターレ 1-0 サガン鳥栖

■得点者
川崎F:脇坂泰斗(52分)
鳥栖:なし

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