明治安田生命J1リーグは7日、第12節の清水エスパルスvs川崎フロンターレが行われた。
前節が9試合ぶり白星となったもののドローが多く5試合無敗の清水が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いから帰還した王者・川崎Fとホームで対戦。4月9日以来のリーグ戦となった川崎Fはその間に鹿島アントラーズに首位を明け渡しており、再浮上に向けたリスタートがかかる一戦となった。
清水がチアゴ・サンタナや鈴木唯人、中山克広ら、川崎Fがレアンドロ・ダミアンや家長昭博、遠野大弥らを先発起用した試合では14分にスコアが動く。最前線のL・ダミアンにボールを当てて起点にした展開からボックス右の家長が持ち前のキープ力で時間を作ってさらに右へパス。走り込んでいた脇坂が右足を豪快に振り抜いて先制点を突き刺す。
32分にも川崎Fが追い打ちをかけた。右サイドの家長がじりじりとポジションを上げて清水の最終ラインを下げ、ボックス手前右フリーの脇坂にボールを渡す。質の高いクロスが上がるとボックス左へダイアゴナルに走り込んだマルシーニョがノープレッシャーでヘディングシュートを放ってネットを揺らした。
41分にチアゴ・サンタナが放った強烈なミドルシュートもバーに阻まれ、2点ビハインドで試合を折り返した清水はハーフタイムに2枚替え。ホナウドと中山に代えて松岡大起と神谷優太を投入し、中盤から変化させていく戦いを選ぶ。
後半に入ってからボール保持時間を伸ばしている清水。川崎Fは前線からチェックをかけてビルドアップを阻もうとするがなかなかはめ切ることができず、前半とは主導権が入れ替わる。
しかし、スコアがなかなか動かない中で清水は58分に宮本航汰に代えてカルリーニョス・ジュニオを起用。流れを変えたい川崎FもL・ダミアンと遠野に代えて知念慶とジョアン・シミッチを送り出した。
ここから再び押し返していく川崎F。J・シミッチが中央でボールに触れながら高い位置をとる山根視来への展開などを織り交ぜると、対する清水は素早い攻撃から反撃を目指す。
終盤に差し掛かるところで川崎Fはマルシーニョと脇坂に代えて宮城天と小林悠、清水はチアゴ・サンタナと鈴木唯人に代えてオ・セフンと滝裕太を投入。79分にはボックス左に侵攻した山原怜音が中央に折り返し、触れば得点というボールとなったがファーのC・ジュニオは合わせられない。
そして、試合は川崎Fが前半のリードを保ったまま終了。清水が6試合ぶりの黒星を喫した一方、川崎Fはリーグ戦で連勝を飾って首位・鹿島との勝ち点差を「2」としている。
■試合結果
清水エスパルス 0-2 川崎フロンターレ
■得点者
清水:なし
川崎F:脇坂泰斗(14分)、マルシーニョ(32分)
