明治安田生命J1リーグ第11節、ヴィッセル神戸vs川崎フロンターレがノエビアスタジアム神戸で開催された。
前節のサガン鳥栖戦を4-0で制して今季初勝利を挙げた17位の神戸と、ここまで勝ち点26で2位につける王者・川崎Fが相まみえた。神戸では前節にゴールを挙げたイニエスタが先発も、大迫勇也が状態面の影響かメンバー外となった。
立ち上がりからボールポゼッションを高めて能動的に仕掛けた川崎Fは、8分に決定機を演出。左サイド深くから佐々木旭が折り返したボールに正面のレアンドロ・ダミアンが右足のアウトサイドで合わせる。難しい態勢からも強烈なシュートを飛ばしたが、これは左のクロスバーに弾かれた。
ハーフタイムにかけては神戸がイニエスタを中心とした攻撃で反撃に出る。36分にはハーフウェーライン過ぎでボールを持ったイニエスタが味方とのワンツーで一気にバイタルエリアへ侵攻。そのままシュートに持ち込んだが、これは枠を捉えることができなかった。
0-0のまま迎えた後半、神戸は立ち上がり30秒足らずで大チャンス。クリアボールが最終ライン裏に流れると、素早く反応した汰木康也が一気に抜け出す。しかし、ややドリブルが長くなってしまったこともあって汰木のシュートはわずかに枠をはずれ、GKとの一対一を決めきれない。
終盤にかけても一進一退の攻防が続く。川崎Fの鬼木監督は63分に遠野大弥とダミアンを下げてシミッチと知念慶を投入。対するロティーナ監督は73分に郷家友太とイニエスタに代えて井上潮音と小田裕太郎を送り出す。
両チーム共に決定打を欠いてドローに終わるかと思われた試合終了間際、川崎Fが勝負強さを見せつける。アディショナルタイム2分、小塚和季が蹴った右CKにニアサイドの谷口彰悟が合わせる。主将の劇的なヘディング弾が決まり、川崎Fが接戦をモノにした。川崎Fはリーグ4連勝で首位に浮上している。




