浦和レッズFW興梠慎三が、メンタルの切り替えの難しさとその重要性を語っている。
浦和は10日、明治安田生命J1リーグ第10節未消化分でサガン鳥栖をホームに迎えて0-2で敗戦。6日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制して歓喜に沸いたばかりだったが、リーグ再開戦で望んだ結果を手にすることはできなかった。
興梠はこの試合でベンチスタートとなり、0-0で迎えた60分からホセ・カンテとの交代で途中出場している。すると、積極的な裏への動き出しで前線に迫力をもたらしたが、得点を奪うには至らず。反対に70分、75分と立て続けの失点で0-2の敗戦を喫している。
試合後のメディア対応にて、興梠はACLからのメンタルの切り替えが「難しかった」とこぼしつつ、あらゆる大会でタイトルを目指すチームであれば落としてはいけない試合だったと語った。
「この一戦の大事さというものを分かっていたし、大会がいっぱいあって、強いチームだったらこういう悪条件の中でやることなんかたくさんあるので、こういうところで勝っていかないと上には行けない。もちろん選手全員気を抜いたわけではないし、一生懸命にやった結果なので」
また、この試合では今季から加入したカンテがJ1初先発。前線での収まりの良さは見せたものの、チャンスに繋がるようなプレーを披露するのに苦労していた。
興梠にとっては同じポジションを争う存在となるが、「カンテも良い選手なので、コンディションも上げてもらわないとチームとして困りますし、二人で切磋琢磨してどっちが出ても良いパフォーマンスができればいいですね」と評した。
ACLを終え、浦和ではマチェイ・スコルジャ監督もチームに変化を加えていく意図を明確にしている。これまで絶対的な存在と見なされてきた興梠は、競争の中でさらにパフォーマンスを上げていくことができるのだろうか。次戦に向けては「連敗は許されないと思うし、またここから連勝していければと思います」と気を引き締めている。


