20230429_FCtokyo_niigata3(C)Hiroto Taniyama

D・オリヴェイラ強烈無回転弾が決勝点! FC東京、アルベル監督古巣のアルビレックス新潟に競り勝ち今季初連勝

明治安田生命J1リーグでは29日、第10節のFC東京vsアルビレックス新潟が行われた。

勝ち点12で並ぶ8位・FC東京が10位・新潟をホームに迎えた一戦。FC東京は仲川輝人やディエゴ・オリヴェイラ、バングーナガンデ佳史扶ら、新潟は三戸舜介や伊藤涼太郎、太田修介らを先発起用した。

かつて新潟でパスサッカーを構築したFC東京のアルベル監督にとって初となる古巣対戦は早々の8分に動く。自陣から始まったカウンターから渡邊凌磨がドリブルで運ぶ。ボックス手前右でボールを持った仲川が股を抜くシュートを決め切ってFC東京が先制する。

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それでも直後の12分、FC東京陣内中央付近で新潟が得たFKでキッカーは伊藤。壁の横から巻いた低い弾道のシュートがGKヤクヴ・スウォヴィクの逆を突いてゴール右のネットを揺らした。伊藤にとってはこれが今季6点目となる。

同点の時間が続く中で再び動いたのは34分。ボックス中央でボールを持ったD・オリヴェイラが下がりながらプレッシャーをかわしてキープする。そのままボックス手前右から右足を振り抜いて強烈な無回転シュートでゴール右上隅を射抜いた。

後半に入っても一進一退の攻防が続く中で57分にFC東京のショートカウンターが発動。ドリブルでボックス内に侵攻した仲川が舞行龍ジェームズと接触して倒されると、一度は流されたもののVARオンフィールドレビューの末にPKの判定に。しかし、キッカーを務めたD・オリヴェイラが枠を左に外れる。

その後、新潟は63分に谷口海斗と太田、星雄次に代えてグスタボ・ネスカウと高木善朗、小見洋太を投入。FC東京も67分に仲川とバングーナガンデに代えて東慶悟と徳元悠平を送り出した。

終盤にかけても互いに選手交代を駆使しながら崩しを図る新潟に対してカウンターを狙うFC東京という構図が続くがそれ以上スコアは動かず。FC東京がリードを保ったまま試合を終えた。

この結果、FC東京は今季初の連勝を飾ることに成功。一方の新潟は連敗を喫している。

■試合結果
FC東京 2-1 アルビレックス新潟

■得点者
FC東京:仲川輝人(8分)、ディエゴ・オリヴェイラ(34分)
新潟:伊藤涼太郎(12分)

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