湘南ベルマーレが、明治安田生命J1リーグ開幕節のサガン鳥栖戦で怒涛の攻撃を見せつけた。
湘南は18日、開幕節で敵地駅前不動産スタジアムに乗り込んで鳥栖と対戦。試合開始早々の3分に左サイドの杉岡大暉が折り返したボールに大橋祐紀が合わせて先制すると、36分にもボックス右に抜け出した町野修斗の横パスに大橋が合わせて加点する。
その後、前半ATの50分に平岡大陽もネットを揺らして3点差をつける湘南に対し、鳥栖もその4分後に小野裕二が1点を返す。ここから追いすがりたい鳥栖だが、後半に入っても湘南のペースが続く。
60分に町野のスルーパスに抜け出した大橋が、巧みなトラップからボックス中央で迎えた一対一を確実に沈め、ハットトリックを達成した。直後の64分にも左CKから小野瀬康介が右足のボレーを突き刺してチームの5点目とする。
そして、試合はそのままのスコアで終了。2023シーズンの目標を5位以上に定める湘南が、同じくハードワークをベースとする鳥栖との対戦で圧倒している。
■試合結果
サガン鳥栖 1-5 湘南ベルマーレ
■得点者
鳥栖:小野裕二(45+9分)
湘南:大橋祐紀(3分、36分、60分)、平岡大陽(45+5分)、小野瀬康介(64分)
