20221029_Kawasaki(C)Getty images

川崎フロンターレ、小林祐の芸術FK浴びるも終盤家長勝ち越し弾! 最終節まで優勝の可能性つなぐ

明治安田生命J1リーグは29日、第33節の川崎フロンターレvsヴィッセル神戸が行われた。

3連覇の野望に向けて2位につけているものの、首位の横浜F・マリノスとの勝ち点差が「2」となっている川崎F。勝てば最終節まで望みをつなげるが、引き分け以下ならライバルの優勝が決まる可能性がある状況で今節に臨んだ。

川崎Fは小林悠や家長昭博、脇坂泰斗らを先発起用。最終節でも横浜FM戦を控えるなど鍵を握る神戸は、川崎F戦で大迫勇也や武藤嘉紀、山口蛍らを送り出した。

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主導権を握る川崎Fは20分に得点を奪い切る。ボックス手前右でボールを持った家長が優しいタッチでふわりとした浮き球のパスを供給。ボックス左に走り込んだマルシーニョが複数の相手に囲まれながらも上手くコントロールして右足で流し込んだ。

そのままリードして折り返した川崎Fだが、反撃に出る神戸は後半早々の52分にボックス手前右でFKを獲得。キッカーを務めた小林祐希が左足を振り抜くと壁を越えたボールが鋭く落ちてネットを揺らした。

その後、じりじりと時計の針が進む中で互いに交代策を駆使していくがなかなかスコアは動かない。84分、小林悠がボックス付近で小林友希からのファウルを受けたとして一度はFKの笛。VARの介入によりオンフィールドレビューが行われるとPKの判定に代わり、キッカーを務めた家長が読まれながらも右隅に精度の高いボールを蹴り込んで勝ち越し弾とした。

そして、試合は川崎Fがリードしたまま終了。同日には他会場で横浜FMが浦和レッズに勝利したが、勝ち点差は「2」で変わらずに優勝争いの行方は最終節まで持ち越している。

■試合結果
川崎フロンターレ 2-1 ヴィッセル神戸

■得点者
川崎F:マルシーニョ(20分)、家長昭博(84分)
神戸:小林祐希(51分)

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