20230531_Urawa_Hiroshima2(C)Getty images

伊藤敦樹1G1Aの浦和レッズがサンフレッチェ広島に逆転勝利! 上位対決制して連勝飾り4位浮上

明治安田生命J1リーグでは5月31日、第11節未消化分の浦和レッズvsサンフレッチェ広島が行われた。

2試合未消化ながら6位につける浦和が、1試合未消化で4位に位置する広島をホームに迎えた上位対決。互いに勝てば大きな優位を得られる一戦に向けて浦和はホセ・カンテやダヴィド・モーベルグ、岩尾憲ら、広島はナッシム・ベン・カリファや川村拓夢、森島司らを先発起用した。

試合は浦和がボールを持ちながら進行しつつ積極的にシュートを浴びせていくが良い形に持ち込むことはなかなかできない。26分にはボックス左に侵攻した関根貴大が左足を振り抜いたが枠を外れる。

対する広島も徐々にリズムをつかんでいくが得点には至らずスコアレスで折り返しを迎え、後半スタート時にベン・カリファに代えてドウグラス・ヴィエイラを起用。攻撃に変化をつけていく。

すると50分、ドウグラスの落としを受けた川村が浦和陣内中央左付近からボックス中央浅い位置までドリブルで侵攻。そのまま放ったシュートはGK西川周作に弾かれたもののこぼれ球を森島が左足で押し込んだ。

その後、広島が65分に野津田岳人に代えてエゼキエウ、71分に茶島雄介に代えて中野就斗を起用。ビハインドの浦和は67分に3枚替えを敢行し、カンテとモーベルグ、岩尾に代えてブライアン・リンセンと興梠慎三、大久保智明を送り出す。

72分、右サイド高い位置でボールを持った関根がボックス内にパス。これを受けた伊藤敦樹が縦にスルーパスを送ると走り込んでいた酒井宏樹が右足で同点弾を決め切る。

攻勢を強める浦和は82分に関根に代えて荻原拓也を投入。そして後半ATの土壇場で再びスコアが動く。後方からの浮き球のパスに反応したボックス左のB・リンセンが頭で落とすと中央の伊藤が左足で合わせて逆転弾をマークした。

試合は浦和がリードを保ったまま終了。この結果、4戦無敗かつ連勝を飾った浦和がまだ1試合を未消化ながら4位に浮上した。一方の広島は得失点差の関係もあって6位に下降と順位が入れ替わっている。

■試合結果
浦和レッズ 2-1 サンフレッチェ広島

■得点者
浦和:酒井宏樹(72分)、伊藤敦樹(90+2分)
広島:森島司(50分)

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