Goal.com
ライブ
20230324_Japan_Pre0(C)Getty images

【プレビュー&予想布陣】日本代表、第2次森保体制初陣のウルグアイ戦へ! 再出発で見るべき2つのポイントは?

日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2024でウルグアイ代表と対戦する。試合の予想スタメンや注目ポイントを整理する。

■明確なカタールでの課題

20230324_Japan_Pre1(C)Getty images

森保一監督に率いられ、昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16の成績を残した日本。2018年ロシア大会から連続でのベスト16となり、最高位を更新することはできなかったが、グループステージでドイツ代表とスペイン代表を撃破するなどの偉業を成し遂げた。

とはいえ、4バックと3バック、5バックの併用と大胆な交代策で世界中を驚かせた一方で、グループ2戦目ではコスタリカ代表に0-1敗れたことを忘れてはならない。ドイツとスペインに対しては鋭いカウンターから結果に繋げたのに対し、コスタリカ戦では守備を固める相手を崩し切ることができず、お株を奪われるようにカウンターから仕留められた。

この課題はアジア予選から叫ばれていたが、森保監督は短い準備期間の中で最良の結果を出すためにあえてチームコンセプトを絞っていたのだろう。次なる4年間へも続投が決まった指揮官は、ウルグアイ戦の前日会見でも「奪って素早く攻める、ゴールに向かうところはサッカーのセオリーで絶対に持っていないといけない」としつつ「これは実はロシアW杯からの反省で、我々が何を上げていかないといけないかというポイントの中で、同じポイントの中でずっとやっていました」と明かしている。

一方で、日本サッカー協会(JFA)が掲げる2050年のW杯優勝という目標へ進むためには、日進月歩で改善していかなくてはならない。

「W杯で課題になったとおり、ボールを持って仕掛けられるように選手たちにはトライしてほしいと思っています。守備の部分においてはW杯のドイツ戦、スペイン戦では最初から受けるつもりはなかったですが、始まってすぐ受ける展開になりました。後半に自分たちのペースに持っていって積極的な守備に展開するということでやっていきました。受けるところは受けるということをやっていきながら、攻撃でも守備でも選手たちの今の力をスタートからアグレッシブにぶつけてもらえるように戦えればと思います」

次の一歩を踏み出すために、より主導権を握っての戦いが必要になるという共通認識。チームの矢印が揃っていることを表すように、ゲームキャプテンに指名されたMF遠藤航も「次の試合も守るだけではなくて自分たちがボールを動かしてトライしたい」と口にしている。

さらに“相手の長所を消す”というスタイルにおいてウルグアイは世界屈指のチームだ。緻密な戦術を構築するには無理のある準備期間だが、いくつかの形を作り、できる限りの課題を洗い出すという点では絶好の相手となる。指針を定めるこのタイミングだからこそ、今後の歩みを加速させ得る重要な試合と言える。

■DFラインの発掘

20230324_Japan_Form(C)GOAL

また、今回のキリンチャレンジカップにはDF町田浩樹、藤井陽也、バングーナガンデ佳史扶、半田陸、MF中村敬斗の5名が初招集。そのうちの4名がDFであることの理由は明確だ。

2026年W杯大会をシミュレートした時、酒井宏樹は36歳、長友佑都は39歳、そして主将を務めてきた吉田麻也は37歳となる。当人が代表引退を表明していない限り、大会目前でコンディションを保つことができていれば続行の可能性もあるかもしれないが、現時点で計算に入れることはやはり現実的ではない。

世代交代が求められる中で、出場機会が与えられればW杯レベルの相手に自身の武器をぶつけることができる今回の招集は大きなチャンスだ。

一方で、森保監督は三笘薫の起用について、「練習を見て決めますが…」としながらも「先発で考えています」と明言。フォーメーションに関しても「4-2-3-1でスタートしていければ」との考えを明かした。

カタールW杯でのパフォーマンスやブライトンで今季公式戦27試合9ゴール6アシストという結果を見ても能力に疑いの余地はないが、森保監督は「W杯でも先発できる力があった」と高く評価。周囲の評判と違わず、次の4年間に向けた主力に据えたい意向だろう。

となれば、左サイドで日本の武器となる三笘との噛み合わせを示すことも、左サイドバックの選手にとっては重要だ。その点で、W杯にてやや齟齬は見られたものの代表での経験がある伊藤洋輝との連係の深まり、バランス感覚に優れる半田、より攻撃的なオプションであるバングーナガンデとの化学反応を確認しておきたい。

それ以外にも、前田大然と久保建英がコンディションの問題でウルグアイ戦の出場を見込めず、2列目と1トップの選手にもチャンスが巡ってくるだろう。チーム全体の方針、そして選手個々のアピールにも注目が集まるウルグアイ戦は、24日の19:30に国立競技場でキックオフを迎える。

取材・文=上村迪助(GOAL編集部)

広告
0