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日本代表MF遠藤航が考えるドイツとの再戦の意義「ここでもう一回、ドイツを倒せれば自分たちの力を証明できる」

日本代表MF遠藤航が、リヴァプールでの日々やドイツ戦に向けた思いを語っている。7日の代表合宿中の取材に応じた。

日本人選手の中で、今夏の移籍市場を最もにぎわせたのが遠藤のリヴァプール移籍だ。シュツットガルトで4シーズンを過ごし、クラブでキャプテンを務めるなど実績を残していた遠藤は、プレミアリーグの名門チームへ。さっそく出場機会を得ており、ここからのパフォーマンスがさらに注目されている。

遠藤はドイツ時代と比べて求められることの変化を問われ、「そんなに変わっていない」と主張。その上で、「周りの選手のクオリティーが高いので、普段の練習からインテンシティが高いし、普段置かれる環境というものが変わっている。すごく成長できるチャンスだなというのがあるし、30歳にしてリバプールに行けて、新たに成長できるチャンスがあるのはすごく幸せなことだと思う。個人的には求めていた舞台に来られて嬉しいなという感じです」と率直な思いを明かした。

また、今後に向けても「自分はリバプールに求められている選手だという自覚を持ってプレーすることが大事だと思うし、監督から期待されているのも実際に会って話してみてすごく感じる」と語り、「あとはピッチ上で自分の良さを表現するところだけだと思う」と活躍を誓った。

代表ではカタールワールドカップで勝利したドイツとの再戦になる。相手はリベンジマッチへの思いを強くしてくることが予想されるが、遠藤は「そういうふうな気持ちで来てくれたほうがいい」と強調。続けて、この試合の意義について見解を口にした。

W杯と同じような気持ちで戦わないと勝利に持っていくのは難しいと思う。自分たちもかなり良いチームになってきている自覚はあるし、個人個人がすごく高いパフォーマンスでヨーロッパの舞台で戦っているというところは自信を持って良い。ここでもう一回、しっかりとドイツを倒せれば自分たちの力を証明できるし、チームも自信を持って次に向かっていけると思うので大事な一戦になる

リヴァプールに移籍したからといって「この2週間で自分が急激に成長するわけではない」と語った遠藤。変わらず自分らしさを前面に出していくことでドイツ撃破を目指していく。

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