日本代表の指揮官を務める森保一監督は8日、ドイツ戦に向けた前日会見に出席し、意気込みを語っている。
大きな注目を集める一戦だ。カタールワールドカップのグループリーグで対戦した日本とドイツは、最後までヒリヒリとした展開となった中、日本が逆転で勝利。森保監督も、「W杯でのドイツとの対戦で我々が勝利できたことは、日本のこれまでのサッカーの発展を実感することができ、自信を持つことができた勝利になったと思います」と振り返るほどの歴史的な勝利となった。
今回、再びドイツと対戦するにあたり森保監督は、「まだまだ足りないというところ、もっと上げなければいけないところ、さらなる成長をしていかないといけないということを、ドイツが強さを持って教えてくれたと思っています」と主張。その上で、世界トップクラスの実力を持っている相手に対し、「我々の立ち位置を測る最高の対戦にしたいですし、個々の力、チームの力を測る意味でも、よりチャレンジして戦えればと思います」と意気込んだ。
続けて、ドイツを相手にどんなチャレンジをしようと考えているかについては「チームの積み上げの中で、いい守備からいい攻撃というところ、全員守備、全員攻撃が世界に勝つために日本にとって必要なこと」とし、「いい守備からいい攻撃にというところを試合の中でより発揮できるようにしたい」と思いを明かした。
また、気になるシステムについても指揮官は「形としては4-2-3-1でスタートしたい」と明言。その形を使いつつも、柔軟に、その状況に応じて可変しながら対応していきたいと語っている。
カタールW杯以来となるドイツとの再戦でどんな結果が待っているのか。楽しみな試合が幕を開けようとしている。
