日本代表MF伊東純也が、カタールワールドカップ以来となるドイツ戦に向けて思いを語っている。7日の代表合宿中の取材に応じた。
カタールW杯でのドイツ戦は衝撃的なゲームとなった。前半はかなり苦しい展開を強いられたが、修正して入った後半に逆転勝利。誰もがあっと驚くような結果を手にし、その後、日本は最終的にグループリーグ突破を掴むことになった。
それ以来の再戦とあって今回は楽しみな対戦になる。ただ、前回の試合で先発出場を飾っていた伊東は、「W杯の時は何とか勝ちましたけど、前半はすごいきつかった思い出しかない」とカタールW杯で対戦した国の中でドイツが一番強かったと明かしつつ、今回に向けては自分たちこそ前回のリベンジを果たしたいと思いを明かした。
「(W杯では)後半は勢いを持ってプレッシャーをかけれて、いい場面も多かったと思いますけど、前半はほぼ何もやらせてもらえなかった印象で内容的には五分五分ではなかった。後半は自信を持っていいところもあると思いますけど、それ以上にこっちがもっとリベンジしないといけないかなと。もっと良いサッカーができるというところを見せられればいいかなと思います」
そういった意味でも、どういったサッカーをしていくかは一つのポイントとなる。そこに関して伊東は「ゴールキックなどはやはり(前から)ハメた方がいいと思います。ただ、相手にボールを持たれた時間は、しっかりブロックを作って、限定して、ハメてっていうのを、コンパクトに守れれば、そう簡単にやられないと思う。ハイプレスだけでなく、しっかりブロックを作って、限定していく戦い方も大事かなと思います」と見解を明かした。
今回は欧州での対戦とあって移動等を含めて「いつもよりいい準備ができている」と述べた伊東。ドイツを相手に今度は内容でも圧倒できるか注目だ。
