日本代表のワールドカップ(W杯)メンバーが4年前からガラリと入れ替わった事実に、本田圭佑も反応している。自身公式Twitterアカウントに投稿した。
日本サッカー協会(JFA)は11月1日、カタールW杯に向けたメンバー発表会見を実施。ピッチ内外でチームをけん引してきた吉田麻也や好調の久保建英、森保一監督下で結果を出し続けてきた伊東純也らが順当に選出された。
一方で、森保監督からの信頼も厚い原口元気が選外に。大舞台で躍動してきた大迫勇也も今回のメンバーには選ばれていない。
新型コロナウイルスの影響で今回は通常よりも3名多い26名の選出となったが、前回のロシア大会から引き続き選ばれたのは吉田をはじめ、川島永嗣、長友佑都、酒井宏樹、遠藤航、柴崎岳の6名となっている。なお、2014年のブラジル大会からロシア大会の比較では、約半数の11名が連続選出されていた。
これまでとは隔世の感のある顔ぶれに、本田はTwitterで「長谷部は? 岡崎は? 香川は? ケイスケホンダは? 」と列挙。自身もW杯で3大会連続で得点を決めるなど、日本代表として並ぶ者のいない実績を残してきたが、時代の移り変わりに独特のセンスで反応している。
なお、森保監督は大迫や原口らを選外とするにあたり、スタッフミーティングでも議論が白熱していたと吐露。W杯経験者に「頼りたい」という気持ちがあったことも認めつつ、伸び盛りの選手たちを大切にしたい意図や、それらの選手たちの野心がプラスに働く可能性を考慮したと説明している。
