天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会の準々決勝が、30日に各地で行われた。
■福岡 vs 湘南
アビスパ福岡vs湘南ベルマーレでは早々の4分に鈴木章斗が右足で沈めたが前半終盤に前寛之からの折り返しに反応した山岸祐也が同点弾をマーク。さらに後半、67分に山岸祐也が逆転弾を決め切ると、73分にも山岸のパスを受けた佐藤凌我がリードを広げた。そのまま3-1で試合が終了し、福岡にとってはクラブ史上初のベスト4進出となっている。
■柏 vs 名古屋
名古屋グランパスをホームに迎えた柏レイソルはスコアレスで試合を折り返したものの、69分にボックス右でパスをトラップした戸嶋祥郎が右足を振り抜いて先制。さらに後半ATにもカウンターからマテウス・サヴィオが加点して勝負あり。柏が6年ぶりの準決勝進出を果たした。
■熊本 vs 神戸
ラウンド16でFC東京を撃破し、明治安田生命J2リーグに属するチームとして唯一勝ち上がっているロアッソ熊本は、J1リーグで優勝争い中のヴィッセル神戸と対戦。試合をスコアレスで折り返すと神戸は大迫勇也や武藤嘉紀らを続々と投入していくが60分にボックス右の平川怜が途中出場していた大本祐槻からのパスをうまくトラップして右足を振り抜き、熊本が先制する。
そのままリードを保つ熊本だったが87分にジェアン・パトリッキがボックス内に高く浮いたボールを頭で押し込んで同点に。試合はそのまま延長戦へと突入したが、それでも決着が決着がつかずに勝負はPK戦に委ねられる。そして、PK戦を4-3で制した熊本が準決勝へと進み、クラブ史上最高位を更新し続けることに成功した。
■新潟 vs 川崎F
アルビレックス新潟vs川崎フロンターレでは一進一退の攻防が続いたが30分にショートカウンターから谷口海斗がドリブル突破。ボックス中央で右足を振り抜いて先制点とする。しかしその後、川崎Fは39分にマルシーニョに代えて瀬川祐輔、新潟は前半ATの50分に谷口に代えて三戸舜介とトラブルによる選手交代を強いられた。それでも後半半ばの67分に瀬古樹が家長昭博のクロスに右足で合わせて川崎Fが追いつく。
1-1で迎えた延長戦も後半に突入すると109分にボックス手前右でボールを持った小林悠が左足でクロス。中央浅い位置でぴたりとトラップした山田新が振り向きざまに右足で逆転弾を奪取した。それでも延長後半ATのFKでボックス左の早川史哉が頭で合わせて再び同点に。劇的な展開で突入したPK戦は4-3で川崎Fが上回って決着。川崎Fが2年ぶりのベスト4入りを果たしている。
■準々決勝 結果
8月30日(水)
- 柏レイソル(J1) 2-0 名古屋グランパス(J1)
- アルビレックス新潟(J1) 2-2(PK:3-4) 川崎フロンターレ(J1)
- ロアッソ熊本(J2) 1-1(PK:4-3) ヴィッセル神戸(J1)
- アビスパ福岡(J1) 3-1 湘南ベルマーレ(J1)
■準決勝 対戦カード
10月8日(日)
- 川崎フロンターレ(J1) vs アビスパ福岡(J1)
- ロアッソ熊本(J2) vs 柏レイソル(J1)
