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2年半ぶりゴールも勝ちきれず…日本代表DF吉田麻也「勝って終わりたかった」「課題が見えたのは悪くない」

日本代表は、29日の2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第10戦でベトナム代表と対戦し、1-1で引き分けた。試合後、吉田麻也がフラッシュインタビューに答えた。

24日のオーストラリア代表戦を制して7大会連続のW杯出場を決めた日本は、先発9選手を入れ替えて臨んだベトナム戦、20分にCKから先制点を許してしまう。主力を投入した後半に押し込むと、54分に吉田麻也のゴールで追いつくも、逆転弾を挙げることはできず。1-1のドローで予選7連勝とはならなかった。

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試合後、自身約2年半ぶりのゴールを挙げるもチームが勝ちきれなかった中、吉田は「もちろん勝って終わりたかったです。メンバーを大幅に変えたことで出るチグハグ感も予想していて、そこも含めてチャレンジの試合という位置づけでした」と口にし、「失点してから得点を奪うまでに時間がかかりました。後半にスペースが空いてきた中でも崩せずに終わってしまった」とコメント。一方で、「6月に向けて課題が見えたのは、それはそれで悪くないことです」とも語った。

そして、凱旋試合に訪れたサポーターに向けては「まずはこれだけたくさんの観客が来てくれた中で、勝ちを届けられなかったのは申し訳ないです」と謝罪しつつ、「ただ、予選10試合をとおして、苦しい中でサポーターの声援が大きな力になって予選突破という目標を達成しました。カタールでベスト8という目標に向けて、もう一度ここから前進するために皆さん応援よろしくお願いします」と引き続きのサポートを期待した。

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