日本代表は10日、キリンカップ2022でガーナ代表と対戦し、4-1で勝利した。試合後、MF久保建英が代表初ゴールまでの苦悩を吐露し、今後のさらなる飛躍を誓った。
29分に山根視来のゴールで先制した日本は43分に同点とされるも、直後に三笘薫のクロスがそのまま決まって再びリード。迎えた後半、一進一退の攻防となった中で、先発の久保が待望の代表初ゴールを決める。73分、左サイドを突破した三笘薫の折り返しに正面で合わせた久保がダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。さらに前田大然も代表初ゴールを決めた日本は、4-1で快勝した。
2019年6月のエルサルバドル代表戦でデビューした久保はそこから3年、代表17キャップ目での初ゴールに。久保は改めて得点シーンについて、「代表ではあのような場面でテンパってしまうのですが、珍しく何も考えずにいけました。(ボールが)来る予感がして、コース変えて走って(打った時に)、入ったかなと思いましたね」と口に。比較的冷静なゴールセレブレーションになったが、「何をしようか迷ったのですが、皆が喜んでくれたので逆に喜ぶタイミングを失いました。パスをくれた三笘選手のとこには絶対行こうと思い、その後に何しようかと思いましたが、みんなが来てくれて嬉しくて、それで満足しました」と振り返った。
6日に行われたFIFAランキング1位のブラジル代表との一戦では出番なし。久保は当時の心境について、「正直めちゃくちゃきつかったですね。『何で出してくれないんだよ。俺が出ていればもっとやれた』とも思いましたし、でもそれは試合に出ない僕が言ったところで、ただの負け惜しみ。練習から自分のやれることやっていこうと。自分の中で練習でも気合が入っていて、そういうところで少し運も味方してくれたのかな」と不出場で奮起。なかなか初ゴールが生まれなかったことについて、「焦りました」と正直な心境を述べつつ改めて振り返った。
「周りの選手が決めていくたびに、『俺があそこにいれば良かったな』とか、『なぜ自分のシュートはブロックされるのだろう』とか。こと代表に関しては、『いつもなら』というところで入らなかった。今はとても落ち着いています」
試合後には南野拓実や原口元気に代表でのゴール数を尋ねたともいう久保は「もっと早く決めるチャンスあっただろと(チームメイトも)皆思っていたと思いますけどね。17試合1ゴールですが、終わった時にいっぱい決めていればいいです。とりあえず(ゴールが)ゼロと言われることはなくなったので、ここからどんどん追いつけ、追い越せでいきたいです」と語り、さらなる飛躍へ今月4日の21歳の誕生日を転機とすることを見据えた。
「21歳になった時に自分なりに色々考えて、その結果、いろいろ吹っ切れてそこから見違えるようにプレーも軽くなった。今日も軽くプレーできて、21歳になって変わったと思います。(考えた)詳しいことは企業秘密です(笑)」
日本代表はこの後、14日にキリンカップ2022でチュニジア代表と対戦する。
