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アワード設立のJPFA会長・吉田麻也、選出結果に「森保監督の代表選考と違うところもあって面白い」

日本プロサッカー選手会(JPFA)の会長を務めるシャルケの日本代表DF吉田麻也が、「JPFAアワード」新設の思いを語った。オンライン授賞式に出席している。

JPFAは18日、「2022JPFAアワード」の各賞を発表。2022年度より新設された「JPFAアワード」は活躍したJPFA所属の選手を表彰する個人タイトルであり、J1、J2、J3の国内各カテゴリーに加え、リーグを問わない「JPFA」カテゴリーの合計4カテゴリーから各1名計4名が最優秀選手賞、各11名計44名がベストイレブンに輝いた。各賞はJPFA所属選手の投票によって決まり、2022年度は特別ルールとしてJPFA所属選手だけでなくカタール・ワールドカップ(W杯)招集選手(26名)も受賞対象となっている。

そして、「JPFA」カテゴリーの初代最優秀選手にはブライトンの日本代表MF三笘薫が選出。ベストイレブンにも、堂安律や鎌田大地、伊東純也、久保建英など、カタールW杯を戦った代表選手が多く選ばれた。一方で、カタールW杯では出場機会がなかったものの、シント=トロイデンで活躍するGKシュミット・ダニエルや、メンバー外となっていたセルティックFW古橋亨梧も名を連ねている。

JPFAには海外組が29名、J1が480名、J2が636名、J3が509名と計1,654名の会員が登録されており、「JPFA」カテゴリーは“日本人選手”のMVPとベストイレブンを選ぶ賞という意味合いが強い。賞の設立を主導した吉田は、以下のような思いを語っている。

「この賞を設立したきっかけですが、これから日本が強くなっていくためには多くの選手が海外に出ていかないといけないと思います。その中で、Jリーグアウォーズはありますけど、Jリーグに所属していない選手もしっかりと評価されるべきだと考えました。今回、三笘選手が受賞されましたが、他にも多くの選手たちが海外で活躍していて。そしてJリーグも選手が選ぶアワードということでJリーグアウォーズとはまたちょっと違って、実際に対戦したり、実際に肌で感じたりした選手たちから評価されるということは、選手にとってすごく大事なことだと思います」

続けて「この賞を受賞する、しないということで一つのモチベーションになってほしい」、「選手同士でより一層切磋琢磨してほしい」と強調し、「この賞が10年、20年、もっと言うと100年、200年と続いていって、日本のサッカー選手の価値が高まる一つのステータスになっていったらいいなと思っています」と口にした。

■欧州での経験を「還元したい」

また、J1、J2、J3部門に関してはJリーグ公式の「Jリーグアウォーズ」が存在しているが、「JPFAアワード」には外国籍選手が基本的に含まれず。J1カテゴリーのベストイレブンには、「Jリーグアウォーズ」に入っていなかった湘南ベルマーレFW町野修斗やサンフレッチェ広島FW満田誠、鹿島アントラーズから昨夏にセルクル・ブルッヘに完全移籍したFW上田綺世などが選ばれている。

吉田は「Jリーグアウォーズ」との違いについても「外国人選手が入っていなくて、そこに今回W杯に選出された選手が入ったりというのが一つ大きい」と着目。また、欧州組に関しても森保一監督の選考とは差異がある点が興味深いと指摘した。

「ヨーロッパの選手たちの選考も、日本代表の森保監督の選ぶメンバーと多少違うところもあって、それも選手ならではの、実際に戦った選手だったり、選手が所属しているカテゴリーやシーズンを通してどれくらいのパフォーマンスを出したかだったりを、他の選手たちが客観的に判断して評価したというのが多少結果に表れていて面白いなと思います」

そして、このアワードを構想するにあたっては「労働環境というと大げさですが、自分たちの立場やステータス、環境は自分たちで作らないといけない」との考えが背景にあったことを明かし、「選手会にやってもらうのではなく、選手会を通して自分たちが変えていくんだという意識が必要」と強い思いを吐露。「欧州で感じた良いものを還元したい」とも語り、今後も現役選手の立場からできることを展開していくとの展望を語っている。

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