20230518_Mitoma_Japan(C)Getty images

“ジャイアントキリングの象徴”三笘薫が異例の天皇杯アンバサダー就任! 大学時代に圧巻のゴラッソで脚光

日本サッカー協会(JFA)は18日、ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会の公式アンバサダーに就任することを発表した。

アマチュア含む各都道府県代表やJリーグクラブによるトーナメントでタイトルが争われる天皇杯。日本で最も歴史が深い主要大会にて、史上初の公式アンバサダーとして現役選手の三笘が選ばれた。

リリースによれば、三笘を抜擢したのは「天皇杯の特徴でもある『地元』から『日本一』そして、『世界』につながっているサッカーの世界観を具現化した選手の一人である」と判断したからとのことだ。

三笘は2016年の第96回天皇杯に筑波大学サッカー部の一員として初出場し、翌97回大会にも同大学のメンバーとして出場。2回戦のベガルタ仙台(当時J1)戦では開始早々の6分に圧巻のドリブル突破から得点を記録し、2-2で迎えた73分にも決勝点をマークしたことで、ジャイアントキリングの立役者となった。

筑波大はその後、同時J2だったアビスパ福岡も撃破してベスト16入りを果たしている。同年度、三笘が仙台戦で決めた先制点は「天皇杯を象徴するゴール」として表彰を受けた。2020年に川崎フロンターレでプロデビューを果たした後、2021年元旦には第100回天皇杯決勝のガンバ大阪戦で決勝点を記録し、戴冠を果たしている。

まさに“ジャイアントキリングの象徴”としてアンバサダーに就任することとなった三笘は、大会PRや天皇杯試合会場にて応援メッセージ映像の上映などの活動を行っていくとのことだ。

就任に際し、三笘は以下のようにコメントしている。

「日本サッカー界において、最も歴史のある大会のアンバサダーに就任できたことを大変光栄に思います。天皇杯は、プロ・アマ関係なく全国のチームが参加出来る大会で、私自身も大学2年生のときに初めて本大会に出場させていただき、格上のJリーグのチームと対戦し多くのことを学ばせていただきました。また、川崎フロンターレ加入後に出場した第100回記念大会では、優勝も経験させていただきました。天皇杯の経験が今の自分の礎となっていると思います。今大会に出場するチームの活躍を心より期待しています。そして、日本サッカー界のさらなる盛り上がりに繋げるためにもみんなで大会を盛り上げていきましょう! 」

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