日本サッカー協会(JFA)が2月27日、全日本空輸(ANA)とのパートナーシップ契約に基本合意したことを発表した。
JFAとANAは発表に際し、ANAの格納施設で調印式を開催。タラップからJFAの田嶋幸三会長とANAの井上慎一代表取締役社長が登場した後、書類に署名を行った。
今回の契約はメジャーパートナーシップであり、期間は2023年から2026年までの約4年間。すべてのカテゴリーの日本代表チームのほか、選手育成、、指導者養成、審判、グラスルーツなど、大会事業等を除くJFAのさまざまな事業を、ANAがサポートすることとなる。
井上社長は「昨年のワールドカップでのサッカー日本代表代表の活躍は、世界中の多くの人々に興奮と感動をもたらしました。その余韻は今も私の脳裏に鮮やかに刻まれています」とカタール・ワールドカップ(W杯)でドイツ代表やスペイン代表を撃破する快進撃を見せた日本代表の活躍を振り返り、JFAとの契約締結を喜んだ。
「ANAと日本サッカー協会は、コーポレートカラー、チームカラーが同じブルーでございます。また互いに高い目標、約束を掲げ、実現に向けてたゆまぬ努力と挑戦を続けています。ANAではANA's Way、日本サッカー協会ではJapan's Wayといった、日本の組織として独自の手法・コンセプトで取り組んでいる部分も共通しています。加えて、持続可能な社会の実現に向けて、社会貢献や社会課題を解決すべく積極的に取り組まれている部分も、誠に勝手ながら共有していると感じています。今後、こうした両者の共通点を生かして、全国のサッカー協会と、ANAの海外拠点48拠点、日本国内拠点33拠点とが連携した地域活性化活動も検討して参ります」
また、田嶋会長も「ANA様とJFAが真のパートナーシップを発揮することで、日本サッカーの世界への飛躍と日本スポーツ界の発展、人々の健康と幸福、活力がある社会の発展に貢献できるものと確信しています」とコメント。そして、今年開催の女子W杯に向けたサポートを改めて誓った。
「私たちはJapan's Way、日本独自の強化・育成スタイルを作り上げてきました。そして、昨年のカタールでその成果が少し垣間見えるようになり、世界と伍して戦えるチームになりつつあります。今年は7月、8月にニュージーランド・オーストラリアで女子のW杯が開催されます。それに向けてもしっかりと強化をし、世界で活躍できるチームとしていきたいと思っています。女子の本大会まであと5カ月。2011年に世界チャンピオンになり、カタールで日本代表が活躍した、そのバトンをしっかりと女子に渡し、なでしこジャパンが再び世界の頂点に立つことを私たちは全力でサポートします」
なお、今回の契約により、ともに地方創生や社会活動に取り組んでいくとしたほか、日本代表は基本的に今後の渡航などにおいてANAの機体を利用することに。JFAはこれまでも空路の煩雑な遠征においてチャーター機を飛ばす例もあったが、その点について井上社長は「ANAは政府専用機なども受諾しています。それらすべてのノウハウで日本サッカー協会さまのニーズにお応えしていこうと思います」と、全面サポートを強調している。
