J3・JFL入れ替え戦の第1戦が7日に行われ、レイラック滋賀FCとアスルクラロ沼津が対戦した。
今季JFLで優勝したHonda FCがJリーグ入会申請を行っていないため、2位で終えながら入れ替え戦に進出した滋賀。そしてJ3を20位で終えた沼津。両者が来季J3リーグで戦うための入れ替え戦の第1戦に挑んでいる。
2008年にJFLに昇格してから初のJ3リーグ参入を目指す滋賀だが、開始3分に先制に成功。CKのこぼれ球を西山大雅がダイレクトで豪快に叩き込んだ。しかし、J3残留を目指す沼津もすぐさま追いつくことに成功。13分、鈴木拳士郎の落としを受けた白輪地敬大がシュートを流し込んでいる。互いに序盤から点を取り合う展開となる。
すると23分、滋賀が再び勝ち越し。CKからロメロ・フランクがヘッドを叩き込んだ。ホームチームがリードを奪ったが、沼津も後半に反撃。75分、途中出場の川又堅碁が頭でネットを揺らしている。36歳の大ベテランの一撃で、試合は再び振り出しに戻った。
それでも82分、後半から出場した三宅海斗がGKが弾いたボールを押し込む。滋賀がこの試合3度目のリードを奪うと、試合はこのまま終了した。この結果、第1戦を3-2で制した滋賀は14日の敵地での第2戦へリードを持って向かうことになる。


