明治安田J2リーグ昇格プレーオフは7日に準決勝が行われた。
今季のJ3を3位で終えたFC大阪は、ホームで6位・ツエーゲン金沢と対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半頭から野瀬龍世を投入してゴールを目指す。すると60分、クイックリスタートからその野瀬龍世がクロスを送ると、ファーの秋山拓也が折り返し、最後は島田拓海が頭で押し込んでいる。
大きなリードを奪ったFC大阪は、83分にGK山本透衣が一度離したボールを手で取ったとしてハンドを取られ関節FKを与えたものの、このピンチも凌ぐことに成功。1点のリードを最後まで守りきり、1-0で勝利を飾った。
4位・テゲバジャーロ宮崎と5位・鹿児島ユナイテッドFCは、いちご宮崎新富サッカー場で激突。前半から白熱の攻防が続いたが、アディショナルタイムにセットプレーのこぼれから猛プレスで追いかけた井上怜が相手のクリアを体に当て、そのままゴールイン。宮崎がリードして折り返す。
追いかける鹿児島は52分、アンジェロッティが巧みに合わせたシュートがバーに直撃。この直後に3枚替えを敢行し、ゴールを奪いに行く。しかし、次のゴールも宮崎だった。63分、左から下川陽太がクロスを送ると、松本雄真のヘッドが相手に当たってネットを揺らした。試合はこのまま終了し、2-0で宮崎が勝利を収めている。
この結果、初のJ2リーグ昇格を目指すFC大阪と、同じく初昇格を目指す宮崎がプレーオフ決勝に進出。12月14日に行われるファイナルで激突する。
