Jリーグは17日、2026-27シーズンからのシーズン移行に向けて、2026年前半をシーズン移行期の「特別大会」として開催することを発表した。
昨年12月の理事会にて、2026-27シーズンから「秋春制」に移行することが決まったJリーグ。そして17日に行われた理事会では、移行期を前にした2026年前半に「特別大会」を開催することを発表。J1リーグ特別大会、J2・J3リーグ特別大会に分けて行うことを明かしている。
【J1リーグ特別大会】
・J1 20チームが参加/全200試合
・地域リーグラウンド、プレーオフラウンドの2つのラウンドで構成
・PK戦による完全決着方式
・特別大会による降格はなし
・優勝クラブはAFCチャンピオンズリーグ・エリート2026-27シーズンの出場枠を獲得
・「勝点1ごと」 「最終順位ごと」の特別助成金を設定(総額12億円)
①地域リーグラウンド(全180試合)
・地域ごとに2グループ(各10チーム)に分け、各グループで2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を行う。
・90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合はPK戦によって決定する。
・勝点:90分での勝利3点、PK戦による勝利2点、PK戦による敗戦1点、90分での敗戦0点
※延長戦は行わない
②プレーオフラウンド(全20試合)
・各グループの同順位同士でホーム&アウェイ方式の2試合を行い、最終順位を決定する
・90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。
ただし、第2戦終了後に勝敗が決しない場合は30分間(前後半各15分)の延長戦を行い、それでも決しない場合はPK戦を行う。
●ACLエリート(2026-27)出場枠
・2025明治安田J1リーグのACLエリート枠を「通常の3枠」から「2枠」とする。
・2026J1リーグ特別大会のACLエリート枠を「1枠」とし、1位クラブが該当する。
・枠の順番の詳細
1枠目:2025明治安田J1リーグ:優勝
2枠目:2026J1リーグ特別大会:優勝
3枠目:2025明治安田J1リーグ:準優勝
※重複等によって繰り上げがある場合は、2025明治安田J1リーグ順位より繰り上げる
※ACL出場枠についてはAFCクラブコンペティションランキングによって変動の可能性あり
【J2・J3リーグ特別大会】
・J2・J3 40チームが参加/全400試合
・地域リーグラウンド、プレーオフラウンドの2つのラウンドで構成
・PK戦による完全決着方式
・特別大会による昇格・降格はなし。JFLとの昇降格も行わない
・「勝点1ごと」 「最終順位ごと」の特別助成金を設定(総額6億円)
①地域リーグラウンド(全360試合)
・地域ごとに4グループ(各10チーム)に分け、各グループで2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を行う。
※グループ分けは、2025シーズン終了後の昇降格を経て決定
・90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合はPK戦によって決定する。
勝点:90分での勝利3点、PK戦による勝利2点、PK戦による敗戦1点、90分での敗戦0点
※延長戦は行わない
②プレーオフラウンド(全40試合)
・各グループの同順位同士の4チームで1試合制のノックアウト方式を行う。2回戦は勝利チーム同士、敗戦チーム同士で試合を行い、各トーナメント内での順位を決めて、最終順位を決定する。
・90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は30分間(前後半各15分)の延長戦を行い、それでも勝敗が決しない場合は、PK戦を行う。
