マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、FWラスムス・ホイルンドを擁護している。
11月に就任したアモリム監督の下でも苦戦を強いられ、プレミアリーグでは首位と34ポイント差の14位、FAカップとリーグカップでも敗退しているマンチェスター・U。残された唯一のタイトルを目指し、6日にはEL決勝トーナメント1回戦ファーストレグでレアル・ソシエダと対戦した。57分にジョシュア・ザークツィーのゴールで先制したものの、PKから失点。1-1で引き分けている。
そしてこの試合では、先発したホイルンドのパフォーマンスに注目が集まることに。前半にはボックス内で相手マークを剥がして絶好のシュートチャンスを作ったが、ディオゴ・ダロトがクロスを送らなかったことでフラストレーションを見せるなど、この日も得点に絡めず。これで19試合連続ノーゴールと苦しい時期が続いている。
アモリム監督は、ダロトがクロスを送らなかったシーンについて問われ「断言は難しいが、ディオゴはラスムスが有利だと確信しておらず、プレーを考える時間がたっぷりあったからだと想像している」としつつ、以下のように語った。
「確かなのは、彼らはゴールを決めて試合に勝つことに非常に熱心で、全力を尽くしているということ。そして時には、そのポジションでベストな選択肢を取れないこともある。ラスムスは本当に良くやったし、ディオゴもそうだ。だが、判断はベストではなかったということだろう」
「(ホイルンドは)本当に一生懸命頑張っているよ。全力を尽くし、ピッチを走り回った。ソシエダのハイラインを理解していたし、スピードを活かしてファイトして勝利もした。そしてもう1つは、適切なタイミングで顔を出すということ。彼はプレーを続けるし、不安になる必要もない。ディオゴとの場面は素晴らしいランを見せ、ポジションに入ったが、ボールが来ることもあれば来ないこともある。だからこそ、次を考えなくてはならないんだ」
マンチェスター・Uは9日にホームでアーセナルと対戦した後、13日にソシエダとのセカンドレグを迎える。
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