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【高校サッカー選手権準決勝】岡山学芸館が神村学園に競り勝ち初の決勝進出! 3発ずつ打ち合いの末にPK戦の死闘

第101回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が7日に行われ、神村学園(鹿児島)と岡山学芸館(岡山)が対戦した。

準々決勝で前回王者の青森山田(青森)をPK戦の末に撃破してベスト4まで駒を進めてきた神村学園。対する岡山学芸館も、佐野日大(栃木)に4-0で完勝と得点力を際立たせて勝ち上がってきた。

試合は開始早々の6分に動く。左サイドからの低い弾道のクロスに走り込んだ田口裕真がワントラップして左足で流し込んで岡山学芸館が先制した。

それでも38分に神村学園が反撃する。金城蓮央がボックス手前左から右足を強振。GK平塚仁がたまらず弾いたところ、ボルシアMG加入が内定している福田師王がいち早く反応してネットを揺らす。

同点で前半を終え、折り返して迎えた59分に神村学園がボックス手前中央でFKを獲得。主将の大迫塁が左足を振り抜くと、壁に当たって軌道の変わったボールがゴール左に吸い込まれた。

それでも62分、今井拓人が左サイド深い位置からのマイナスのボールをボックス内で冷静にトラップ。確実に決め切り、再び試合を振り出しに戻す。

試合は69分にも動く。神村学園の右CKでキッカーの大迫がニアに蹴り込む。中江小次郎が頭で合わせてまたしてもリードを奪った。

しかし、シーソーゲームは終わらない。73分、カウンターからか駆け抜けた今井からのパスを受けた岡本温叶がボックス手前左から思い切りよくシュートを浴びせると、これが決まってスコアは3-3となる。

そのまま後半を終えてPK戦に突入。その結果、PK戦を4-1で制した岡山学芸館が初の決勝へと駒を進めた。決勝では、東山(京都)vs大津(熊本)の勝者と激突する。

■試合結果
神村学園(鹿児島) 3-3(PK:1-4) 岡山学芸館(岡山)

■得点者
神村学園:福田師王(38分)、大迫塁(59分)、中江小次郎(69分)
岡山学芸館:田口裕真(6分)、今井拓人(62分)、岡本温叶(73分)

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