リヴァプールMFハーヴェイ・エリオットは、自身の境遇についてコメントしている。
2019年にリヴァプールへと加入し、これまで公式戦147試合に出場してきたエリオット。しかしアルネ・スロット監督が就任した今季は、シーズン序盤に足の骨折で2カ月の離脱を強いられると、その後もポジションを掴めず。公式戦28試合に出場したものの、プレミアリーグでの先発は優勝を決めた後のわずか2試合、計360分の出場にとどまっていた。
そんな22歳MFは、U-21イングランド代表として参加するU-21 EUROを前に会見に出席。自身の将来について問われると「選手キャリアは短いし、何年も無駄にはしたくない」と語っている。
「何が起こるかわからないよ。じっくり考えないといけない状況だ。今の自分のプレーに満足できているのか、そして選手としてどう成長できるのかを見極めないといけないね」
さらに移籍について問われると、「ただ成長して、最高の自分になりたいだけだ。もしどこか別の場所に行くことになるとすれば、それは自分の決断だ。どうなるか見守るしかない。移籍したいと思わせるようなことはなにもないよ。クラブも、ファンも、チームも大好きだ。でもさっきも言ったように、何より大切なのは『自分のキャリアにとって何がベストか』ということだ」とし、リヴァプールへの愛情を強調しつつも、移籍の可能性を否定しなかった。
なおU-21イングランド代表は、12日にチェコとの初戦を戦い、15日にスロベニア、18日にドイツと対戦する。


