ライプツィヒの幹部は、クロアチア代表MFヨシュコ・グヴァルディオルの移籍に関してマンチェスター・シティと話し合っていることを認めた。
17歳で母国の名門ディナモ・ザグレブのトップチームデビューを果たし、2021年にライプツィヒに加入したグヴァルディオル。加入後2年間で公式戦87試合に出場した他、DFBポカール連覇の立役者に。また、昨年クロアチア代表としてワールドカップ全7試合に先発すると、そのパフォーマンスは世界中から絶賛されている。
そんな21歳DFだが、今夏のマンチェスター・C移籍が話題に。すでに選手とは個人条件面で合意に達し、ライプツィヒ側は最低でも移籍金1億ユーロ(約156億円)を望んでいるとも伝えられていたが、ライプツィヒの幹部が交渉を認めている。
スポーツディレクターを務めるマックス・エーベル氏はドイツ『LVZ』に対し、「グヴァルディオルと彼の代理人は、マンチェスター・シティへの移籍を希望していると我々に伝えてきた。我々は彼らと交渉中だ。現時点で言えるのはそれだけだね」とし、選手の移籍希望と交渉が続いていることを明かした。そして、以下のように続けている。
「そうだ、1億ユーロ+ボーナスでグヴァルディオルはペップ(グアルディオラ監督)の選手になるだろう。取引の金額により、グヴァルディオルは史上最高額のディフェンダーになる。しかし、もう少し時間がかかるだろう」
ライプツィヒ側は、DF史上最高額の移籍金を求めていると広く伝えられており、イギリス『ザ・タイムズ』によると8600万ポンド(約157億円)+ボーナスを要求しているという。この金額での移籍が実現すれば、2019年にマンチェスター・ユナイテッドがレスターに対して、ハリー・マグワイア獲得時に支払った8000万ポンド(約146億円)を上回るDF史上最高額を更新することになる。




