takashi inui(C)Hiroto Taniyama

36歳・乾貴士がゴール&PK奪取の大活躍!清水エスパルス、FC東京を下して3連勝を達成

明治安田J1リーグは29日に第13節が行われ、味の素スタジアムでFC東京と清水エスパルスが対戦した。

前節ガンバ大阪に3-0と快勝し、9試合ぶりの勝利を飾ったFC東京。今季初の連勝を狙うホームゲームでは、注目の15歳MF北原槙が3試合連続の先発入り。最前線にはマルセロ・ヒアンが入った。一方で連勝中の清水では、北川航也や乾貴士、宇野禅斗らがスタメン入りしている。

試合序盤はアウェイの清水が敵陣に侵入するシーンを作る展開となるが、FC東京も16分に決定機。DFラインの背後を取ったマルセロ・ヒアンがボックス内に侵入してシュートを放つと、GKが弾いたこぼれ球を仲川輝人が詰める。しかし、2度目のシュートもGK沖悠哉に阻まれた。一方の清水は24分、CKから北川航也が頭で合わせたが、GK野澤大志ブランドンのファインセーブに防がれている。

すると43分、清水はボックス内で乾貴士が相手との接触で倒れてPKを獲得。これを北川航也が冷静に沈め、アウェイチームが1点リードして前半を折り返す。

後半開始直後も清水がチャンスを作り、52分にはゴール手前で得たFKを北川航也が狙う。一方のFC東京は64分、右サイドのクロスにマルセロ・ヒアンがフリーで合わせたが、シュートは枠を外れている。

一進一退の攻防が続いた79分、清水が勝ち越しに成功。センターサークルで受けた乾貴士がドリブルで中央から持ち運び、股抜きで相手をかわすと、ボックス内で右足を振り抜く。これが相手DFに当たり、ネットを揺らした。頼れる36歳の今季2ゴール目で、アウェイチームが突き放す。

苦しくなったFC東京は終盤猛攻を仕掛けたが、最後までゴールをこじ開けることができず。清水が2-0でFC東京を下した。これで3連勝を達成し、勝ち点を21まで伸ばしている。

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