20210809_Naoki Maeda_Nagoya GrampusGetty Images

前田直輝、ユトレヒトで初ゴール!オランダ杯で菅原由紀フル出場のAZ相手に決勝弾

ユトレヒトFW前田直輝はAZアルクマール戦でゴールを挙げ、オランダ杯・ベスト8進出の立役者となった。

ユトレヒトは7日に敵地で行われたオランダ杯ベスト16で先日のリーグ戦で5-5で引き分けたAZと対戦。DF菅原由勢が右サイドバックでスタートした相手から58分にリードを奪うもレギュラータイム終盤に追いつかれ、勝負は延長戦にもつれ込むことに。

そして、ユトレヒトは延長戦開始とともにアタッカーの前田を投入。すると93分、その前田が相手GKと1対1に。MFからのスルーパスに反応し、ゴール右前の位置からボールを左足でファーに流し込んだ。スコアはそのまま動かず、ユトレヒトは前田による決勝ゴールでベスト8に進出した。

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今季リーグ戦7試合に出場の前田はこれがオランダでの初得点に。昨年1月に名古屋グランパスからの半年間の期限付きでユトレヒトへ渡るも新天地デビュー戦で左下腿骨折の重傷を負ったことで日本への帰国も濃厚とされていただけに、うれしいゴールとなった。

なお前田は試合後、クラブの公式チャンネルで「みんなに支えてもらい、フィジオ(理学療法士)やドクターたちのみんなに感謝しています」と話すと、ユトレヒトでフィジオを務める中田貴央氏について「僕にとってタカは特別な存在です。日本語でいう『兄さん』ですね」とも言及。また、「プレーヤーたちはみんな勝利を信じ続けたからこそ勝てたと思います」とも喜んでいた。

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