トルコ・シリア大地震によって行方不明となっていたガーナ代表MFクリスティアン・アツの死亡が確認された。31歳だった。
今月6日午前、トルコ・シリアの国境付近でマグニチュード7.8の地震が発生。これまで4万人を超える死者数が伝えられるなど壊滅的被害が出ている大地震で、ガーナ代表でプレーしてきたアツが行方不明となっていることが報じられてきた。
代理人を務めるムラト・ウズンメメット氏は「瓦礫からアツを引き上げたが、残念ながら亡くなっていた」と報告。また、所属するハタイスポルもアツの死去を確認し、「瓦礫の下で命を落としたアツの葬儀はガーナで行われます。我々は決してあなたを忘れない。美しい人よ。悲しみを説明する言葉が見つからない。安らかに眠ってください」との声明を出した。
ポルトユースからトップデビューしたアツはこれまで、リオ・アヴェ、チェルシー、フィテッセ、エヴァートン、ボーンマス、マラガ、ニューカッスル、アル・ラーイドに在籍。2022シーズンからトルコ1部リーグのハタイスポルに所属していた。2012年にデビューしたガーナ代表としては65試合に出場して10ゴールをマークしたが、若くして帰らぬ人となってしまった。
