ユヴェントスFWフェデリコ・キエーザは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督への不満を抱えているようだ。
2020年にユヴェントスへ加入し、長期離脱がありながらも公式戦100試合近くに出場してきたキエーザ。また、イタリア代表としてもEURO2020優勝の立役者となるなど、国を代表するウインガーとして活躍を続けてきた。
しかし、現在はチームへの不満を膨らませているのかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のジョバンニ・アルバネーゼ記者によると、キエーザとアッレグリ監督の関係は良好ではないという。
同氏によると、アッレグリ監督はキエーザに一貫性がなく、特定の試合でのパフォーマンス低下を問題視。より安定したプレーを発揮することを求めているようだ。
一方でキエーザ側は、自身の起用法に不満。アッレグリ監督が採用する3-5-2のウイングバック、もしくはセカンドトップでは「ベストプレーができない」とし、ウイングとして継続的に出場したいと考えている模様。アルバネーゼ記者は「こちらの問題はさらに大きい」と分析した。
なお以前に『ラ・レプブリカ』は、キエーザに対してニューカッスルやアーセナルなどプレミアリーグ勢が関心を持っていることを伝えていた。アルバネーゼ記者は、今夏のユヴェントス退団の可能性は高いとも予想しているが、今夏の去就はどのように決着するのだろうか。