ユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニが、今季限りでの退団に近づいていることが『GOAL』の取材で明らかとなった。
2005年にフィオレンティーナから加入し、これまでユヴェントスで公式戦558試合に出場してきたキエッリーニ。前人未到のセリエA9連覇や5度のコッパ・イタリア制覇など、数々のタイトル獲得に最終ラインから貢献してきた37歳は、現チームの象徴的な存在としてファンからも愛されてきた。
しかし、別れの時が近づいている。現行契約は2023年までとなっている37歳だが、今季限りでの退団を希望していることがわかった。アメリカのメジャー・リーグ・サッカー(MLS)でのプレーを夢見ており、代理人が移籍先を模索中。今季の本拠地アリアンツ・スタジアム最終戦である第37節ラツィオ戦で、サポーターへ別れを告げることが予想されている。
なお経営学の修士号を持つキエッリーニは、将来的にユヴェントス経営陣に入閣する可能性も。以前にはアンドレア・アニェッリ会長も「あとは時期を決めるだけ」と語っている。しかし、16シーズン過ごしたユヴェントスを一旦去り、アメリカでのプレーへと近づいている。
