昨季までチェルシーの監督を務めたフランク・ランパード氏は、2019年に指揮をとっていた際、イングランド代表MFデクラン・ライスを獲得し、キャプテンマークを渡したかったようだ。
ランパード氏は、2017年にニューヨーク・シティで現役を引退した後、ダービー・カウンティで指導者のキャリアをスタート。2019年7月には古巣であるチェルシーの監督に就任した。その後、エヴァートンを指揮し、今年の4月にチェルシーの暫定監督として再任。シーズン終了後、予定通り暫定監督を退任した。
そんなランパード氏がライスに興味を示していたのは、2019年にチェルシーの指揮官になった後のことだという。ポッドキャスト『Diary of a CEO』のインタビューで、ランパード氏は当時若かったライスと契約し、最終的に彼をクラブのキャプテンにしたいと考えていたことを明かした。
「私はデクラン・ライスを獲得したかった。この子は”今後10年間、チェルシーのキャプテンになる”と思っていたよ。それは起きなかったけどね。とにかく、人の仕事を詳細に分析するのは難しいんだ」
結局、ウェストハムに残留したライスは今夏、アーセナルへの移籍が秒読みになったとされている。当時、チェルシーが獲得していれば、どんな未来になっていたのだろうか。


