シュトゥットガルトのファビアン・ヴォールゲムートSD（スポーツディレクター）は、今のところ日本代表DF伊藤洋輝らの流出を懸念していないようだ。地元メディア『BW24』がコメントを伝えた。
ドイツ誌『キッカー』は先日、現在シュトゥットガルトでレギュラーとして出場する伊藤やギリシャ代表DFコンスタンティノス・マヴロパノス、クロアチア代表DFボルナ・ソサが今夏に移籍する可能性を報道。伊藤に関しては、1月の移籍市場でヴォルフスブルクが獲得に乗り出し、移籍金1000万ユーロ（約14億5000万円）のオファーが届いていたと伝えられている。
しかし、ヴォールゲムートSDはこれを否定。『BW24』で「我々がそういった話に乗るか乗らないかは完全に切り離して答えるが、ヒロキ・イトウとコンスタンティノス・マヴロパノスの2人に対し、正式な打診は受けていないよ」と他クラブからのオファーはなかったことを強調している。
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シュトゥットガルトでは現在、伊藤やキャプテンの遠藤航、新加入の原口元気と日本人選手3人がトップチームでプレー。前節ではシャルケに敗れ、残留争い真っ只中のクラブだが、同メディアは「他からの引き合いのあるスター選手たちとは別の問題に直面している」と今は選手たちの去就を気にしていられない状況と見るようだ。
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