ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)のマックス・エーベルSD(スポーツディレクター)が28日、辞任を表明した。
1999年~2005年までボルシアMGでプレーした現在48歳のエーベル氏は現役引退後同クラブのユースコーディネーターを務めると、2008年10月にはスポーツディレクターに就任。そのチーム作りがあってこそ、クラブはこの13年間3回のチャンピオンズリーグ出場、5回のヨーロッパリーグ出場を果たしていると言われる。
しかし、ここに来てエーベル氏は昨年に2026年まで延長していた契約を全うせず、辞任することを決心。28日に開かれた記者会見では冒頭から涙ぐみ、「私は疲れ果てている」と語ると、辞任の理由は「病気のため」と説明。23年間過ごしたクラブを去る決断について「自分の人生だったものに区切りをつけることになった。サッカーは私の人生、私の喜びでもあり、そのほかには多くは存在しなかった。私は区切りをつけなければいけなくなった」と語った。
「もうエネルギーなんてない。サッカーどうこうという問題ではなく、私自身の問題だ。クラブにはこのように区切りをつけさてくれて感謝する」
「もう外に出ていきたい。サッカーから離れたい。世界を見て、ただマックス・エーベルでいたい。それがこの信じられないほど悪いタイミングでこの信じられないほど難しい決断を下した理由だ」
マルコ・ローゼ前監督をボルシア・ドルトムントに失ったボルシアMGは昨夏、フランクフルトに違約金を支払ってアディ・ヒュッターを新監督に招へいするもなかなか安定せず、12位に低迷。また、コロナ禍の影響もあり、マティアス・ギンターやデニス・ザカリアなど主力選手に好条件の契約延長を提示できず、フリーでの退団を強いられる可能性なども周囲からの批判につながっていた。



