ボーンマスは19日、新監督としてスペイン人アンドニ・イラオラ氏(40)を迎えたことを発表した。
ボーンマスは同日、今季プレミアリーグでチームを残留に導いたギャリー・オニール監督(40)の解任を発表。それから数時間後に今季までラージョ・バジェカーノを率いていたイラオラ氏が後任になることを伝えている。
アスレティック・ビルバオの名DFとして知名度が高いイラオラ氏は2020年からラージョで指揮を執り、ラ・リーガ1部昇格、2度のコパ・デル・レイ準決勝進出、2度の1部残留という結果を残した。アスレティック時代に指導を受けたマルセロ・ビエルサ氏の影響が感じられるオートメーション・フットボールを実践し、その名を欧州中に轟かせている。
イラオラ氏はセビージャ(最終的にホセ・ルイス・メンディリバル監督と契約延長)、セルタ、アルメリアなどスペイン国内のクラブからも興味を持たれていたようだが、最終的にプレミアリーグに活躍の場を求めた。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督、アーセナルのミケル・アルテタ監督、アストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督、ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズのジュレン・ロペテギ監督と、現在イングランドで活動している4人のスペイン人監督に続く格好となった。
