バイエルン・ミュンヘンの指揮官についての去就問題は、さらに大きなニュースとなっているようだ。
18日に行われたブンデスリーガ第18節 ボーフム戦での敗戦により公式戦3連敗を喫したバイエルン。首位レヴァークーゼンとの勝ち点差は8に。試合後には指揮官であるトゥヘル監督の去就について不透明となったことが各方面で報じられる事態となっていた。
ドイツ番『Sky』はクラブが「これ以上動揺を招かないためにも、少なくともチャンピオンズリーグ準々決勝進出の可能性を残すためにも、少なくともシーズン終了まではトゥヘルに留まりたいと考えている」と指摘。「しかし、辞任を考えていないトゥヘルだが、その保証は100%あるわけではない」との見解を示している。
さらに同メディアによると、バイエルンはすでに水面下でトゥエル監督の代役となる指揮官を探しているという。トゥヘル監督が早々に解任された場合、バイエルンは今シーズン中に別の監督を見つけなければならないものの、夏にトゥヘル監督がが去った場合は、現在レヴァークーゼンの指揮官を務めているシャビ・アロンソ監督が内部解決策として有力視されているようだ。
その他には元レアル・マドリー指揮官のジネディーヌ・ジダン監督をバイエルンがここ数日、最も有力視している候補者の一人とも。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』は、すでに接触があったと報じたものの、ドイツ版『Sky』や『TZ』はバイエルンとジダンの間に接触はないとし、情報は錯綜している。
さらに、ドイツ版『Sky』は他の指揮官候補として元マンチェスター・ユナイテッド指揮官のオーレ・グンナー・スールシャール監督の名前を取り上げている。現在フリーとなっている50歳のノルウェー人指揮官について「フロントは何年も彼を追ってきた」とした。


