バルセロナが、巨額の負債減少を知らせている。
昨夏に行った映像コンテンツ制作会社『バルサ・スタジオ』の売却資金の支払いなどから、約1900億円(2021年6月時点)という天文学的な数字の負債を抱えていると伝えられていたバルセロナ。
同クラブは昨シーズンの決算を発表し、税引き後の利益が3億400万ユーロ(約480億円)に達したことを明らかに。この総額は昨年の予算で予想されていたよりも高いようで、負債額は2年連続で減少。現在の負債は5億5200万ユーロ(約870億円)になったという。
また、バルセロナの商業収入は昨年から43%増加し、3億5100万ユーロ(約553億円)に達したとのこと。バルサ・ライセンシング&マーチャンダイジング(BLM)の49.9%の株式を売却したことで、昨年1年間で「実店舗での売上が前年比54%増加した」とクラブは説明している。
「これらの結果は、商業部門と会場運営部門で記録的な数字を残した歴史に残るシーズンで達成された。クラブはすべての事業で改善を行い、それぞれの事業で予想を上回る数字を記録した」


